2月度報告・3月度計画

横浜ライブスチーム事務局 / 平成23年3月4日

 2月25日に春一番が吹いて季節の変わり目に入り,気候も不安定な時期に入りましたが,皆様お変わりありませんか。そんな中で27日の運転会を迎えましたが,時々風が強く吹く中で,終日レイアウトは熱心な会員の走行車両が途切れることはありませんでした。

1.運転会
1)参加者と参加車両(順不同,敬称略,記載もれはご容赦)
 中谷(レーマン電動人力保線トロッコと自作貨車1両)
 平井(B20)
 新倉(D51・ボイラーを新品に載せ変え,B20,ユーティリティカー,2軸客車) 
 松島(アスターCタンク GER型,グラスカテン)
 東野(新B−1,運材貨車2両,林鉄客車1両,スクールズ)
 神田(2B1タンク2両,英国型プルマン客車5両)
 大浜(Bタンク ランドハウス製 ガス焚き)
 遠藤(8550型テンダー,ユーティリティカー)
 荒川(9600型テンダー)
 三橋(アスターCタンク ETA型,アスター林鉄Bタンク)
 豊田(1Cテンダー,2A1タンク,アスターCタンク改GER型,林鉄Bタンク,
    メルクリン2軸客車3両,貨車3両)
 信岡(BR78型,BR86型)
 梶ヶ谷(アスターCタンク QUEST型の組み立て,エアーテスト)
 望月,我妻、清水,矢野,村内
 会員 計18名
  アスター顧客  1名 (内藤氏 3月度 当クラブに入会されます。)
  アスターホビー  木元,小笹氏  計2名
  合計 21名

2)運転状況
 中谷氏はレーマン製の人形を乗せた保線用トロッコ(電動)に2軸貨車を引かせのんびりと外線を走らせました。(写真参照)



  前月転落事故で損傷した銚子電鉄のデキ3は修理を終わったようですから,いずれ   復活運転が期待できます。

 平井氏のB20は好調で1日中走っていました。EF58に恨まれますよ。

 新倉氏はボイラーを新品に載せ変えたD51を走らせました。(写真参照)




更新後初めての走行でしたが,良く走っていました。D51375の破損したボイラーは,主蒸気管がボイラーの缶胴内で破損し,大修理が必要なため新品に交換したものです。

 松島氏はアスターCタンク GER型を走らせましたが,午後からは終始風が吹いて思い通りの走りにはなりませんでした。あぶり缶方式は風に不安定です。グラスカテンの方はブラストが効くので,まずまずの走りでした。

 東野氏の新B−1は林鉄の運材車と客車を引いてスケール感を重視しましたが,やや牽引力に再調整が必要のようです。B−1は前輪が浮きやすく,トレーラーを引くと余計に浮きやすく,引張り力がそがれます。スクールズはネットで購入されたものですが,発売当初の美しい姿の良品でしたが,チェックバルブ付近から洩れがあり不調でした。中古品の中には.ショウケースに飾り,走らせてないものがあり,このスクールズも外観から見て,そうしたモデルと思われます。このモデルが発売された頃は,エアーテストは自転車の空気ポンプを使用した時代です。飾るだけの人は,面倒なエアーテストはしていなかった時代です。                                 (写真参照)



 神田氏の2B1タンクは渡辺氏の設計の内側シリンダーの1気筒(ボア12ミリストローク20ミリ)ですが,ボイラーの蒸気発生量とよくマッチして快走していました。自作の英国型プルマン客車(マルーン塗装)を5両引いて,快調でした。

 大浜氏のランドハウス製のBタンクは良品ですが,地味なおとなしい機関車です。

 遠藤氏は8550型にユーティリティカーを接続して,ロングランを目指していました。この機関車は,外観は両側シリンダー機ですが,片側はダミーでロスコー給油器が入っています。この機関車は,後に2気筒にしたもの,煙突の後にベルをのせアメリカ型にしたもの等があるようです。 (写真参照)

 荒川氏は9600型テンダー機を走らせました。しばらくぶりの走行でしたが,ご自身満足した走りの様でした。

 三橋のアスターCタンク(エタ型)と林鉄Bタンクは,風の中では思うような走りとならず,不満足な結果となりました。 (写真参照)

 豊田氏はいつもと変わらず,持参した機関車はすべて公平に走らせました。今月も客貨車群がカラフルでした。 (写真参照)


 信岡氏はBR78をドイツからネットで逆輸入して持参されました。いきなり客車を5両つないで動かしましたが,まだ調整を要する様子で次第に牽引客車の数が減っていました。 調整すれば,5両は引く機関車です。 この機関車のピストンはルーロンのリングやグラファイトヤーンの溝の無い円柱状に削りだしただけのラップピストンで,この機種のみに採用されました。 BR86は,ライトグレーの塗色のものを持参されましたが,バーナーによる塗装の色変わりを懸念し,走らせませんでした。 ドイツ型は一般には,上回りは黒色塗装,下回りは赤色塗装が標準ですが,マッファイ社は製造した機関車の公式写真は,写真写りの良いライトグレイに塗装して撮った 機関車がありました。そのため,アスター社もごく少数の公式写真用の塗色モデルを発売しています。今もアスター社のショウルームで見ることができます。

 梶ヶ谷氏は終日,1階の工場で,アスターCタンクの組み立てと調整に没頭していました。エアーテストも無事終わったようですから,3月にはレイアウトで見ることができることでしょう。

 3月に当クラブへ入会を予定される内藤氏は,B20を走らせました。まだ調整中のため,ガス焚きモデルの微妙な挙動調整に苦心していました。










3.その他  1)わくわく鉄道博
   日時  平成23年3月19日(土)〜21日(祭) 10時〜16時30分
   場所  ツイン メッセ静岡  北館大展示場
   入場料 大人 900円
   交通  JR静岡駅 下車 南口よりタクシーが便利(料金はミニマム+アルファ位)
   アスター社がレイアウトを設置,走行と展示販売,クリニックをおこないます。
   会員で参加希望の方は,アスター社 木元氏宛連絡してください。
   (昨年は望月氏が3日間,梶ヶ谷氏が2日,三橋が1日 参加しました。)
 2)新入会員について
   2月度    松島氏, 信岡氏
   3月度    内藤氏
 静岡で夏期に開催を予定する鉄道模型ショウの件7月30日(土)〜31日(日) 静岡市内で開催予定アスター社が展示,販売,レイアウト走行に参加する。 YLSC会員で参加希望者は,主催者が宿泊費を負担する特典があるので, 6月末までにアスター社経由申し込むこととなった。

5.3月度運転会  3月27日(日) 9.00〜15.30
  気候の変わり目ですが,多数のご参加をお待ちいたします。 以上 (文責 三橋)

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