ポート トレイン  

Vol.No.31  
( 横浜ライブスチームクラブ 広報)
平成24年10月2日

 9月は上旬まで猛暑を引き継ぎましたが,中旬以降はようやく秋の気配を感じさせる気候となりました。それにつれて,天候も曇る日が多く,とうとう23日の運転会は終日雨となりました。(昨年は5月でしたが,本年は9月となりました。)それでも,なんとか走行させられないか・・と期待して,多数のメンバーが来場されました。以下ご報告いたします。

1.月例運転会(9月23日)

1)参加者と参加車両(順不同,敬称略,記載漏れはご容赦)

 松島 (グラスホッパー 新規組み立て,ライオン,自作客車 1両)
 新倉 (パニヤ,C56,Bタンク電動,自作客車 1両)
 新田 (旧阿里山シェイ の部品探し)
 神田 (英国型 Bタンク B20改)
 梶ヶ谷(D51,自作 ワキ 2両)
 豊田 (B1タンク,A1タンク,貨車 3両)
 欠端 (新,旧シェイ 計2両 )
 清水,我妻,矢野,杉本,三橋
     小 計 12名
     アスター社 顧客 梶田(D51部品補充)
     レポーター    加藤      アスター社(職員)木元(現),小笹(元)
        合計 16名

2)運転状況

 終日,雨が降り続いたため,運転された方は,結局2名の方にとどまりました。午前中はショウルームで談笑されていた面々も,神田会長が民間の気象情報会社の 情報を入手して,今日は終日横浜北西部は雨との結論を出されましたので,昼食後は諦めて,1人帰り,2人帰りして次第に減ってゆきました。その中で,せっかく持ってきたのだから,小降りをみて動かすか・・・・・と 決意された豊田氏と新倉氏が傘をさして屋上レイアウトへ移動されました。カメラマン(三橋)も広報用の写真を撮るため少し遅れて上がりました。屋上の床面は水はけが悪く,溜まり水の深いところは短靴に雨水が入る状態でした。そのため撮影ポイントも限られ,水深の浅いところを選んで,傘とカメラの両方を支えながらの撮影となりました。特にレンズに水滴がつかないように苦心しました。

 豊田氏はバーナーを改良したB1タンクを走らせました。このタンク機は従来3本バーナーの中央のバーナーをふさぎ,2本バーナーとして走らせていたものを, 新規に最適ピッチの2本バーナーに改装しての初走行でした。豊田氏の感想では,改良後はやはり蒸気の上がりが良くなり,走行性能が向上したとのことでした。

 新倉氏はライブは諦め,電動のBタンクのみ走行させましたが,持参した2軸客車の脱線が頻発し,機関車のみ独走したり,電動としては手間のかかる走行となりました。氏は電動の利点を生かし,クラブの倉庫で雨宿り,機関車の走行を眺めるつもりでしたが,たびたび,機関車に呼び出され,雨の中をレイアウトへかけつけていました。

 梶ヶ谷氏は,新作のワキ型ボギー貨車を2両,D51に引かせるべく持参しておられましたが,運転を中止し,ワキの製作苦心談を聞かせていただきました。2両共,車体はボール紙製でヒノキの角材(10ミリ角,8ミリ角等)で内側補強,窓ガラスは透明プラ,屋根は杉板をカンナで削りカーブをだしています。ベンチレーターはスハ43の客車用と同じものを,ボール紙を重ねてつくり,屋根に貼り付けています。床板は木製です。(いすれもホームセンターで購入)台車は類似の既製品を入手しています。出来栄えは良好で,あとはレタリングを待つばかりです。8月の運転会では,内藤氏が同種のモデルを持参されていますから,貨車ブームが予感されます。

 尚,今号のデジカメ写真には,中谷氏の自宅のレイアウト写真を1枚掲載しました。8月の運転会に参加するつもりで仕度をしたところ,熱中症を心配した家族に反対され,やむなく自宅のレイアウトで走行させた・・・・・とのことで送付されましたので掲載させていただきました。

        4.月例運転会

          10月28日(日)  9時30分〜15時30分

 気候も安定し,絶好の運転日和となると思います。多数のご参加をお待ちいたします。

                                         以上












     
                                             

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