12月に入り,日本列島には寒波が居座り,北海道を始め裏日本一帯は連日多雪に悩まされています。幸い南関東は例年以上の寒さを感じますが,恵まれた日常が続いており,皆様にもお変わりなくお過ごしのことと存じます。12月9日の忘年会と運転会当日は,終日穏やかな晴天で参加者一同,満足した一日でした。 以下ご報告いたします。
1.月例運転会 ( 12月 9日 )
1) 参加者と参加車両(順不同,敬称略,記載洩れはご容赦)
豊田 (アメリカン モーガル[アスター 8550改],2BタンクCタンク[オシレーチング],メルクリン客車 2両,自作客車 2両)
東野 (阿里山シェイ[旧],運材車 3両,木曽林客車 1両 )
松島 (ライオン, 自作客車 2両 )
梶ヶ谷 ( C56,自作 ナハネ 20 2両 )
遠藤 ( B20,ユ ーテイリテイカー )
新倉 ( C56,パニヤ 改造テンダー機 )
内藤 ( B20[RC],ユーテイリテイカー,トキ,米国ワゴン貨車)
神田 ( B−B 双胴型SL [ルビー改×2両],自作貨車 6両)
本山 ( 9600)型 )
和田 (箱根登山・小田原市内線 2軸貨物電車,スイス旧型登山電車 2両)
平井 (ボールドウイン 新B−1)
欠端 (阿里山シェイ[新])
信岡 (BR96 D−D マレー )
三橋 (DB62 )
我妻,大浜、村内,清水 YLSC 小計 18名
見学者 加藤レポーター
アスター社 木元(現),小笹(元)
合計 21名
2)運転状況
豊田氏は,アメリカンモーガル,2Bタンク,Cタンク(オシレーチングエンジン)の3両を走らせました。 メルクリンの2軸客車と自作の客車各2両を引かせて,快調に走っていました。
東野氏は阿里山シェイの旧型を走らせました。運材車3両と林鉄のボギー客車を引いて良く走っていました。やっと調整ができてきました。これで1周30メートルのレイアウトを何周できるかが今後の調整の目安となるでしょう。
松島氏はライオンに古典客車2両を引かせ,安定した走りを見せていました。
梶ヶ谷氏はC56にブルートレイン用の客車(ナハネ20)を引いて良好な走りを見せていました。 このナハネは円弧状の屋根もペーパー製ですが,しっかりした作りになっています。 又,塗装もグリーンマックスの調色塗料を使っているので,ツヤのある美しいブルーで,白のラインも良い仕上がりでした。
ナハネのインレタは手持ちのものを流用されたそうですが,アスター社製に見劣りしません。 ボギー台車はアメリカンタイプの客車用を流用しています。( 実物はTR50ですが,入手難です。)
遠藤氏はB20にユーテイリテイカーを連結し好調な走りでした。
新倉氏はC56とパニヤ改のテンダー機を走らせました。いつも通り暴走気味にとばしていました。パニヤ改のテンダー機はオリジナルは2軸テンダーですが,使い勝手のよいC56の3軸テンダーを流用して走っていました。

 パニヤ(改)テンダー機
内藤氏は,B20(RC)がユーテイリテイカー,トキ,アメリカ型ワゴン貨車を引いて,好調に走っていました。
神田氏は,ルビーを2両,背中合わせに接続した(B+B)双胴タイプの機関車を走らせました。ガス焚きで2両の機関車を同時に調整するため,スタートに苦労していましたが,そのうち調整がうまくいって好調な走りとなり自作の貨車6両を牽引しました。
本山氏はいつも通り,9600型を好調に走らせていました。
和田氏は箱根登山電気鉄道の小田原市内線(平坦線)を走つていたポール付の2軸の貨物電車を走らせました。 プロトタイプのモーターを外し, 円筒型のDCモーター2ヶに換装し,単3電池2本で実物を彷彿させる走りでした。
又,スイスタイプの木造登山電車と付随客車を持参されました。こちらはKTM(カツミ)のOゲージのACモーターで,ウオームとスパーギアの連動です。3線式の中央コレクターによる集電方式です。これからDC化に着手されるようで完成が楽しみです。
平井氏は木曽のボールドウイン(新)を走らせ好調でした。
信岡氏はBay Gt2 4×4 (BR96と同等)のコンパウンド マレーを走らせました。スハ43を5両,DBの2等客車を1両,ナハ22000を1両
オリエント急行用客車を1両,ホッパーカー(RC搭載)1両を牽引走行しました。氏は茶目っ気たっぷりにSLの前面に日章旗を立て,スハ43の側面に菊の紋章をつけて(片側のみ)お召し列車仕様にして走らせました。(写真参照)
 DB96タイプへ燃料補給
 オリエント急行の客車とナハ22000

 菊のご紋章をつけたスハ43
 DBの2等客車
 御召列車の編成
 日の丸をつけたDB96タイプ
 DB96タイプ( 緑と黒 )
三橋はDB62を持参しましたが,走らせず今年の壮行会を終わりました。
(文責 三橋)
忘年会








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