いよいよ水ぬるむ,桃の花の3月を迎えました。皆様にはお元気でお暮らしのことと存じます。 ライブの運転は屋外ですから.これから日増しに運転条件がよくなってきます。皆様のご活躍を大いに期待いたします。さて,2月の運転会は終日晴天で,時々風も吹きましたが,総じて運転日和といって良く,レイアウトは終日賑わいました。
以下ご報告いたします。
1. 月例運転会 (2月24日)
1)参加者と参加車両 (順不同,敬称略,記載洩れはご容赦)
中谷(メルクリン MAXI−シリーズ C−テンダー[電動] 客車 2両,貨車 2両)
大浜(マモッド Bタンク ガス焚き)
東野(グラス ホッパー 2両,コーチ 4両)
松島(グラス ホッパー,森林鉄道用 運材車 2両)
本山(フランス SNCF 140−C テンダー)
新倉(C11,C56)
内藤(9600 RC,ワキ 1両,オハ60系客車 1両,トキ 1両)
豊田(1B1 タンク,2B1タンク,2Bテンダー,トービー「グラス ホッパー改」客車 3両, 貨車 4両)
梶ヶ谷(D51, C57 自作 ワキ 4両)
神田(GWRキャッスル, 自作ヨーロッパ型 客車 5両)
平井(B20 )
和田(グラス ホッパー改,2Fコーチ 2両,コーチ 3両)
三橋(DB62)
村内,杉本,荒川.
YLSC 16名
アスター社 顧客 有田(D51 RC,ドイツ型客車「水タンク積載」)
アスター社 木元(現),小笹(元,C&Sモーガル 「電動」)
合計 19名
2)運転状況
中谷氏はメルクリンのMAXI シリーズのC テンダー(電動)を走らせました。これは従来のメルクリン一番ゲージの硬質プラスチックの精密インジェクション成型品が高価になったため,ローコスト及び初心者用として,手荒な使用に耐えるよう10数年前から市場に出てきたものです。年々改良が進み,鉄板プレス製に粉体塗装並のボッテリとした塗膜形成がなされ,レーマン並の屋外使用に耐える製品となっています。走行も良く,初走行でしたが,中谷氏も満足しておられました。
 メルクリンのCタンクの引く列車(電動)
大浜氏は英国製のマモッドBタンクを久しぶりに走らせました。単機で快調にとばしていました。マモッドのオリジナルは固形燃料だきですが火力が弱く屋内用です。 そのためオプションとして,ガス焚きとアルコールバーナーの2種が用意されています。大浜氏のものは,ガス焚きです。
 快走した英国製マモッドBタンク(ガス焚)
東野氏はグラス ホッパーを2両持参され,専用コーチを引いて好調でした。レイアウトを4〜5周していたように見えました。
 新製グラスホッパーとコーチ
 グラスホッパーとコーチの走行
松島氏もグラス ホッパーでしたが専用のコーチが無く,森林鉄道用の運材車に桜の小枝を積んで 2両引かせましたが,さすがに重く無理のようでした。手にとって見せていただきましたが,さすがに重かったです。なんとしてもコーチを作りたい・・・・と 車輪を探しておられます。
本山氏はフランスの 140−Cを走らせました。クラブで唯一のモデルですが,一寸期待はづれの走りで本山氏も残念そうでした。燃えがよくないようでした。
 SNCF(フランス)140-C
新倉氏は常連(C11,C56)の2両を走らせましたが,めづらしくC56がいつもの走りに及びませんでした。
 C11の出発準備
内藤氏はRC装備の9600を走らせました。自作のワキ,60系客車,トキを引いて走りました。
 門鉄デフ装備の9600 (RC)
豊田氏は写真に示すように,常連の機関車と客貨車を適宜編制し,良く走っていました。トービー号(グラス ホッパー改)は久しぶりでした。
 豊田工機の車両整備場
 機関車トーマスシリーズのトーピー号(グラスホッパー改)
 2B1タンク列車の出発間近か
梶ヶ谷氏はD51とC57に自作の貨車(ワキ)4両を引かせ,好調でした。機関車は良く手入れされ光っていました。
神田氏はGWRのキャッスルを走らせました。ボイラーがやや小さいながら4気筒なので扱いに工夫のいる機種ですが,自作のヨーロッパ型客車5両を引いて快調でした。写真を撮りそこないました。
平井氏はB20を手馴れた取り扱いで,快調に走らせていました。
和田氏はグラス ホッパーにキャブを追加,専用コーチ5両のうち2両を2階建てに改造,乗客を乗せ,白色塗装を施し,図柄を描いて見事な出来栄えでしたが,ご本人いわく(あんまり走りがよくない・・・)とご不満でした。(そのとき撮影した写真参照)
 運転室を増設したグラスホッパー
 グラスホッパーと2階建コーチ
 グラスホッパーとコーチの編成
三橋のDB62は今月も運搬ケースから出してもらえませんでした。(来月は走らせるから・・・といっております。)
アスター社の顧客の有田氏(千葉県鎌ヶ谷市)は,RCのD51を水タンク車(外形はドイツ型の客車)を引かせて走らせました。奥様の運転で来られ,歳をとったのでヘリコプターからの転向との事でした。
モデルのキャリアーを感じさせる取り扱い操作で感心して見ておりました。
小笹氏は電動のC&Sモーガルを走らせました。静かに良く走っていました。
 めずらしいC&Sモーガル
 有田氏 D51 (RC) と運搬台
98歳の村内氏は,新年会にもお越しいただき,今月もお迎えしました。屋上への階段も危なげなく上っていかれました。
 今月もお元気な98歳
荒川氏は,昨年脳梗塞で倒れられましたが,必死の療養が実を結び,奇跡的な快復をとげられ,来年度からクラブへ復帰されます。体調確認がてら運転会を見学に見えました。
 神田氏と荒川氏
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