ポート トレイン  

Vol.No.38  
( 横浜ライブスチームクラブ 広報)
平成25年5月3日

 4月は中旬まで,例年に無い天候が続き,雨の多い冷えた月となりました。このような中で,年に一度の総会の連絡文を発送したため,28日の天候に不安がありました。幸い21日以降の予報は,総会日前後の天候の安定が報じられるようになり,又,出欠回答ハガキも順調に返送され,安心して準備が進められました。皆様のご協力に厚く御礼申し上げます。以下,ご報告いたします。

1) 月例運転会(4月28日)

1)参加者と参加車両(順不同,敬称略,記載洩れはご容赦)
 東野  (グラスホッパー 2両,専用コーチ 3両)
 中谷  (メルクリン Cタンク 電動, メルクリン貨車 3両)
 内藤  (B20 RC,自作 ワキ,トキ,ユーティリティカー)
 新田  ( D51,アスターCタンク NORD,トラ 6両,スハ43 1両)
 本山  (新 B−1, 新シェィ,自作 トラ 4000 1両)
 梶ヶ谷 (C56, 自作 ナハネ 20 1両)
 遠藤  (ルビー改 伊予鉄タンク,自作 坊ちゃん列車の客車 3両)
 豊田  (2Bタンク,ルビー改,1Bタンク,A1タンク,客貨車 5両)
 松島  (ライオン,自作 運材貨車 2両)
 小野寺 (DB 44)
 我妻  (チャレンジャー)
 信岡  (メリーランド シェィ)
 和田,神田,村内,清水,矢野,大浜,三橋.
 YLSC 合計 20名
 見学者(三鷹のクラブ) 1名
        アスター社 顧客   1名
        レポーター 加藤氏  1名
        アスター社 木元(現),小笹(元) 2名
RIMG0118.JPG     合計    25名

2)運転状況

 東野氏は3月に続き,グラスホッパーを走らせましたが,蒸気の上がりが悪く,調整を続けるうちに,アルコールに引火,あわててペットボトルの水で消火しました。(写真参照)やむなく,一旦整備台に移し,整備に着手しようとしたところ,エンジンがゆっくり始動し,これはいけそうだと・・・・・と再びレール上に戻したところ,発進して行きました。


グラスホッパー(燃えて消化中)

グラスホッパーと東野氏

 中谷氏はメルクリンのCタンクの車長に合わせて,貨車の全長を5cm切り詰め,機関車とバランスのとれた貨車にされました。(写真参照)(メルクリンの硬質プラ製の貨車はバッハー間が31.5cmのものが多い。)氏のスクラッチビルダーの腕はたしかなので,切断,継ぎ足し,接着等の工作方法について,ご教示いただきたいと思っています。


メルクリン Cタンク(電動)の引くミキスト

デフを装備したC12とスハ43

レーマンBタンクの引く列車

 内藤氏は,B20(RC)をユーティリティカーを介し,自作のトキ,ワキをひいて好調な走りでした。

 新田氏はしばらくぶりの参加でした。D51とアスターのCタンク(NORDフランスの北鉄道)を好調に走らせました。アスターのCタンクは片押しのオシレーチングエンジンですが,新田氏のCタンクはパワーがあります。

 本山氏は新B−1と新シェィに自作のトラ4000を引かせて走らせました。新B−1は,先月アルコールバーナーがポイントに引っかかり損傷しましたが,修理しての登場でした。いづれも好調な走りでした。

 梶ヶ谷氏はC56に自作のナハネ20を引かせ順調な走りでした。このナハネはレーザーカットした車体側板と屋根(厚紙製)を木製のリブで補強接着して組んだもので,良好な仕上がりでした。台車はTR−47が入手難でアメリカの客車用の物を流用しています。

 新倉氏はC56とパニヤを走らせました。いつもながらの高速で走っていました。パニヤが倒れそうに走っていたので注視していましたら,「これ以上早くすると,シリンダーのクランクがもたないから,セーブしているんですョ・・・・・」と言っておられました。


C56の発進間近か

 遠藤氏は伊予鉄の坊ちゃん列車を走らせました。まだアスター社がクラウスを発売する前の製作です。機関車はルビーを改造し,客車は自作です。なにしろ,高知市内まで現物を見に行って,寸法を測ってきて作り上げた労作です。まだクラブが池辺で走らせていた頃,遠藤氏の活力に満ちた若かりし頃の作品です。

 豊田氏は常連の4両を走らせましたが,ルビーの走りがいつもの元気が無いように見えました。ガス焚きの調整に不具合があったのかと思います。それにしても,4両の機関車と客貨車5両をバックにつめ,重装備のキャリアーを引いて来場される体力には頭が下がります。


2Bタンクの引く列車

 松島氏はライオンに運材車を引かせて,走らせました。早い時間帯に走らせたので三橋は見る機会が無く,豊田氏からいただいた走行状況リストには好調とのことでした。運材車の転がりを改良されたものと思われます。

 我妻氏のチャレンジャー,小野寺氏のDB44,信岡氏のメリーランド シェィ,は走らせませんでした。

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 三橋さんは総会準備等でレイアウトの取材時間が少なかったため,豊田氏の取材リストで補充させていただきました。豊田氏に厚く御礼申し上げます。尚,上記理由により,取材デジカメ写真も少なかったため,中谷氏から提供されたご自宅のレイアウト写真を採用させていただきました。


1番ゲージお座敷レイアウトを行くDB78の列車

DB78(メルクリン)

お座敷レイアウトのメルクリンMAXI  C テンダー(電動)

お座敷レイアウト 直径1.2Mの小判型

スイスの山々を背景にした C テンダー

撮影の舞台

安彦先生の屋上レイアウト 銚子電鉄のデキ3

アスター社の屋上レイアウトの Cタンクの引く列車

8帖間に敷かれたお座敷レイアウト(1番)

Zゲージレイアウト サイズは1200 x 600

Zゲージレイアウト上のメルクリンMAXi テンダー

 今号をもって三橋が退任し,次号(39号,6月上旬発行)より豊田氏が担当されます。3年余にわたり,つたない内容でしたが,温かく見守りご支援をいただき,誠にありがとうございました。厚く御礼申し上げます。今後は後任の豊田氏に,変わらぬご支援を賜りますようお願い申しあげます。


グラスホッパーとコーチ(和田さん)


アスター社が予約募集中のリレーラー

3) 退会会員のお知らせ
会員No.35 山崎会員は病気療養中のため,4月末日付けで退会されました。
誠に残念ですが1日も早いご回復を祈念いたします。

4) 5月度 月例運転会  5月26日(日) 9時30分〜15時30分
風薫る5月,新装のレイアウトで盛況を期待してお待ちいたします。
                                  以上  (文責 三橋)

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