ポート トレイン  

Vol.No.39  
( 横浜ライブスチームクラブ 会報)
平成25年6月1日

1. 月例運転会

平成25年5月26日開催、天候 曇り後晴れ

1) 参加者と走行車両(会員番号順)
 和田 ピーコック2Bテンダー
 神田 2Cテンダー(未完成、走行テスト)
 新倉 C56、B20、Cテンダー(パニア改造)
 豊田 1Cタンク、1Cテンダー、Bタンク、クラウス、客貨車6台
 中谷 Bタンク(電動)、客車2台、無蓋貨車1台
 遠藤 9600
 小野寺 Cシェイ(GC&E)、B20、トキ1台
 梶ヶ谷 B20(RC)、自作貨車3台
 東野 スクール、英国型客車3台
 松島 グラスホッパー、コーチ型客車2台
 信岡 BR44(1Eテンダー、RC)
 村内、清水、我妻、矢野、杉本、
 YLSCメンバー 合計16名(木元氏を除く)
 アスター社 木元(現)、小笹(元)
 望月、加藤(レポーター)
 アスター社顧客2名

2) 運転状況(会員番号順)

 好天に恵まれ絶好の運転会日和となりました。今回も多数のメンバーが集い、運転に、談論に、うんちくに夢中になって、1日を大いに楽しみました。

 和田氏は関沢氏旧作のピーコック2Bテンダーを大規模な改修を加えたうえで持参されました。旧作とは思えない素晴らしい走りぶりをみせました。また、外観も細密部分まで丁寧な仕上がりとなっており、見ごたえのある作品でした。

 神田氏は、鈴木氏から譲渡されたボイラーに、仏型パシフィックの足回りを2Cに改造して履かせ、テンダーを自作した未完成の作品をテスト走行されました。上回りは未完成ながら、テスト走行は大成功でした。完成後の作品が楽しみです。

 新倉氏の3台の機関車は、これまで何回か運転しているおなじみのSLです。いずれも、好調に爆走していました。

 豊田氏の4台の機関車は、いずれも同氏持参の客車、貨車を牽引して快調に走行していました。とくに、クラウスは後述の梶ヶ谷氏のB20牽引の貨物列車とぬきつ、ぬかれつの並走をし、見せ場を作りました。

 中谷氏は電動のプレイモデル製Bタンクと牽引用客貨車3台を持参されました。Bタンクのバッテリーはマキタ電動工具用に交換されており、このため走行ぶりに力強さがみられました。

 遠藤氏は、9600にスハ3両を牽引して走らせました。手慣れた運転手法で堅実に走行していました。

 小野寺氏は新しく入手したGC&Eシェイ(メリーランドシェイの原型)とB20、トキ型貨車1台を持参されました。GC&Eシェイはさすがに重厚な走りをみせました。B20は、3年ぶりの運転でしたので、手入れ不足のため不調でした。

 梶ヶ谷氏はB20に自作のワム、車掌車など貨車3台を連結して走らせました。B20はラジコン仕様になっており、自由自在に快調に走行していました。

 東野氏はスクール型機関車にライトグリーンの英国型客車3台を連結して走らせる予定でしたが、残念ながら機関車不調のため走行出来ませんでした。問題点を解決して、次回の走行に期待しましょう。

 松島氏はおなじみのグラスホッパーとコーチ型客車2台を連結して走らせました。グラスホッパーは回を重ねるごとに好調さを増しており、同氏の熱意に感心させられます。コーチ型客車のうち1両はグラスホッパー専用客車の足回りに自作の車体を乗せたものです。様になっていました。

 信岡氏は1EテンダーのBR44(RC仕様)を走らせました。スハ型客車など8台を牽引して強力なパワーをみせました。終了間際の遅くの運転でしたので、BR44の強力な走行を目撃した会員はごくわずかでしたのが残念でした。

 村内さんは、今回もお元気な様子で会員の運転状況を熱心にご覧になっていました。

2. 屋上レイアウト木製基盤の再塗装

5月18日(土)に屋上レイアウト木製基盤の再塗装を行いました。
参加者は下記9名の方々です。(敬称略)
遠藤、梶ヶ谷、神田会長、豊田、内藤、新田、松島、本山、木元(アスター社)

塗料、筆、マスキングテープ等塗装に必要な資材は、あらかじめ三橋氏が準備しておいてくれました。基盤部分をミントグリーン、枕木部分をチョコレート色に塗装しました。基盤部分の塗装は順調に進みましたが、枕木部分の塗装は、枕木間に筆が入りにくいため意外と手間取りました。作業は午前9:30から始めて午後4:30に終了しました。
再塗装の結果、基盤木材の雨水による腐食の進行防止に期待しています。

3. アスター社の行事

1) 名古屋丸栄デパートでの鉄道模型ショーへの出展
アスター社は、名古屋の丸栄百貨店「鉄道模型展」(5月2日〜7日)に出展しました。ブース展示のほか屋上ビアガーデンに複線エンドレスを設置して運転会を行いました。エンドレスの設置については大変な苦労話があったと聞いております。ただ半径が小径(半径2メートル)のため、SLの運転は中小型機に限定されました。それでも同模型展は大好評で、地元メディアの注目度も高く、連日数千人の観客が押し掛けたそうです。

2) 今後の予定

@.第14回国際鉄道模型コンベンション(JAM)に出展予定(8月16日〜18日)
A.京都運転会 10月に開催予定

4. 次回運転会

平成25年6月23日(日)
積極的に参加して、ライブスチームを大いに楽しんでください。

5. その他
 前任者の三橋氏に代わりまして、本号から豊田がポートトレインを担当することになりました。不慣れな点も多々あると思いますが、よろしくお願いいたします。なお、デジタルカメラの取扱いに習熟しておりませんので、今月号および来月号に限ってポートトレイン本誌での写真掲載を一時中断させていただきます。悪しからずご了承をお願いいたします。

 以上(文責 豊田)

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