1. 月例運転会
平成25年6月23日開催、天候 晴れ、最高気温(横浜)27.3度
(1) 参加者と持参車両(会員番号順)
神田 ドイツ型1Cテンダー、86型1D1タンク、ドイツ型客車6台(うち自作3両)
新倉 C56、B20、パニアタンク
我妻 米国型貨車2台(自作)
三橋 阿里山シェイ(旧)(走行せず)
豊田 1Cテンダー、B1タンク、B1テンダー、2A1シングルドライバータンク、客貨車5台
本山 9600、阿里山シェイ(新)、トラ
小野寺 Cシェイ(GC&E)、米国型カブース、貨車3台
梶ヶ谷 9600、自作貨車5台(ワキ2台、トラ、ワム、ワフ)
東野 C11(走行せず)
平井 B20、ボールドウィンB1タンク
荒川 9600、B20(走行せず)
松島 B20、ルビー
信岡B R44(1Eテンダー、RC)
内藤 9600(RC)、貨車3台(自作ワキ2台、トキ)
村内、清水
YLSCメンバー 合計16名(木元氏を除く)
アスター社 木元(現)、小笹(元)
加藤(レポーター)
アスター社顧客 安彦氏(D51運転)
(2) 運転状況(会員番号順)
前回に続き、今回も午後3時ごろまでは汗ばむ陽気で、運転コンディションは申し分なく、蒸気の発生状況は良好でした。こうしたこともあって各自が持参してきたほとんどのSLは快調に走行していました。ところが、午後3時過ぎに突然のにわか雨が降り出しました。ほとんどの会員は退出していたので雨の影響を受けなかったのですが、残って運転していた会員と残留会員はその対応に追われ、大忙しとなりました。とくに濡れている客車類の格納が大変だったようです。お疲れ様でした。ありがとうございます。
神田氏は、ドイツ型1Cテンダー(アスターC12改造)、86型1D1タンクを持参されました。自作3台を含むドイツ型客車6台を牽引して好調に走行していました。
新倉氏は、パニアタンクを運転しようとしたところ、突然水面計が損傷するというアクシデントに見舞われ、パニアは走行不能になりました。B20とC56はいつものように高速走行していました。
我妻氏は自作の米国型ボギー貨車2台を持参されました。自動車運搬用の貨車で、トラクターヘッド3台、ボギートラック1台をそれぞれ搭載していました。後述の小野寺氏のGC&Eシェイに牽引されて走行していました。



豊田氏の4台の機関車は、同氏持参の客車、貨車を牽引していずれも好調でした。
本山氏の9600は同氏が最初に手掛けたおなじみの機関車です。長年にわたって走行しているためすっかり地についた走りとなっていました。阿里山シェイも安定した走行でした。
小野寺氏は今回も新しく入手したGC&Eシェイを持参されました。この機関車は前回よりも,一段と重厚さを増した走行ぶりをみせました。1回の走行でレイアウト30周、所要時間25分でした。蒸気圧は4キロをキープし、安定していました。

梶ヶ谷氏は、北海道タイプの9600に自作貨車5台を牽引し、安定した運転でした。自作のワキ2台、トラ、ワム、ワフ(車掌車)の貨車編成は、丁寧な工作で印象を見事に捉え、9600によくマッチしていました。

荒川氏は久しぶりの運転復帰でした。9600にB20を牽引して、順調に運転していました。健康回復後、奥様と英国へ鉄道旅行に行かれたとのことです。英国南部の15インチゲージのロムニー鉄道(LHDR)にも乗車したそうです。そのおりのDVDと写真を持参されました

平井氏はB20とボールドウィンB1タンクを走らせました。運転手法をすっかりマスターし、手堅く運転していました。

松島氏は、ルビーとB20を運転されました。いずれも好調に走行していました。

信岡氏は前回と同じく1EテンダーのBR44(RC仕様)を走らせました。スハ型客車など7台を牽引しましたが、今回の走行は前回と異なり力強さにやや欠けるものでした。調整段階のテスト走行と思われます。

内藤氏は、RC仕様の9600(門鉄デフ)に自作貨車ワキ2台とトキを連結して、走らせました。安定した運転ぶりでした。今回追加新造したワキを持参されました。すきのない丁寧な作りで、梶ヶ谷氏の作品に負けず劣らずの見事なものでした。また、9600のバーナーの糸芯の代わりにステンレスメッシュのコイルを使用していました。調子が良いのでしばらくはこのままでいきたいとのことでした。
村内さんは、会社業務でご多忙にもかかわらず、今回もご参加いただきました。お元気な様子でなによりでした。
 

アスター顧客の安彦医師は、D51を木元氏の指導のもとで走らせました。
次回運転会
平成25年7月28日(日)
積極的に参加して、ライブスチームを大いに楽しんでください。
8月の運転会は予定通り8月25日(日)に実施します。
以上(文責 豊田)
|