1. 月例運転会
平成25年9月22日開催、天候 晴れ、最高気温(横浜)30.4度
(1) 参加者と持参車両(会員番号順)
神田 イタリア型双胴機関車
新倉 C56、B20、ルビー
我妻 グレートノーザンS2(2D1テンダー)米国型客車4台(うち1台は自作)
豊田 2B1タンク、GER Cタンク、1B1タンク、A-1タンクメルクリン客車2台、 小型客車2台、トキ2台、車掌車1台
本山 9600
小野寺 9600、GC&ER Cシェイ 蒸気クレーンカー、カブース、フラットカー、トキ2台
梶ヶ谷 C57
東野 C11
荒川 B20
平井 EF58、ボールドウィンB1タンク
信岡 9600
内藤 D51、オハ60、オハユニ61、ワキ2台、トキ
村内、大沢、松島
YLSCメンバー 合計15名(木元氏を除く)
アスター社 木元(現)、
(2) 運転状況(会員番号順)
久しぶりに夏日の運転会になりました。本日も多数の会員が集い、1日を大いにエンジョイしました。汗ばむ陽気でしたが、逆に蒸気の発生環境には恵まれ、各機関車とも快調に走行していました。枕木の変形による運行障害が心配されていましたが、一部会員各位の不断の修復作業努力が実り、まったく問題なく運転することができました。
神田氏は、ルビー2台を使用して改造したイタリア型双胴機関車を持参されました。2台の機関車はお互いに同調していませんので、操作を別々にする必要があります。片方は前進で片方は後退運転になります。運転には相当な熟練が要求されますが、神田氏は見事にこれをクリアーして、双胴機関車は実に力強く快調な走りをみせていました。

新倉氏は、B20とC56を走らせました。いずれの機関車もいつものように調子よく高速走行していました。ルビーも持参されたのですが、あいにくの不調で走行できませんでした。
我妻氏は、前回見せるだけだったグレートノーザンS2(2D1テンダー)を運転しました。米国型大型客車4両を牽引しての堂々たる走行でした。着火してから走行まで30分もかかりましたが、それをおぎなって余りある風格でした。また、客車のうちダブルルーフタイプの1台はスクラッチビルドです。二重屋根も手際よくまとめ、車体側面のリベットは一本一本針ピンを埋め込んだ大変な労作です。

豊田氏の自作の3台の機関車とアスターキット改造のGER Cタンクはいずれも好調でした。2B1タンクは同氏のライブ第1号機関車で、昭和48年に渡辺精一氏の製作記事(科学教材社雑誌)により製作したものです。40年後の今でも快調に走行していました。

本山氏は4か月ぶりの運転会参加でした。前回と同じく9600を走らせました。地についた堅調な走りは前回とまったく同じでした。

小野寺氏は9600とGC&ER Cシェイを運転しました。9600は他の同型機と同様に手堅く走行していました。Cシェイは4ヶ月ぶりの走行でした。いろいろなタイプの貨車を牽引し、3台のエンジンをパワフルに動かして、豪快な走りを見せていました。

梶ヶ谷氏はC57を持参しました。貴婦人と言われるスマートなスタイルはモデルでも見事に表現されています。内藤氏製作の客貨車4台を連結して軽快に走行していました。

東野氏はC11を持参しましたが、運転しませんでした。
荒川氏4か月ぶりの運転会参加でした。前回9600のトレーラーとして使用したB20を今回は走行運転しました。B20の操作は久しぶりとのこともあって、ガス注入に時間がかかりましたが、無事注入が終わると機関車は順調に走り出し始めました。しかし、久しぶりの運転で不慣れなこともあって、突然暴走し、転落事故を起こしました(残念)。
平井氏はEF58とボールドウィンB1タンクを走らせました。ボールドウィンB1タンクは、スピード過剰気味でしたが手慣れた走りをみせていました。EF58はスハ2輌を牽引して、軽やかに走っていました。
信岡氏は、同氏には珍しく日本型の9600を運転しました。他の同型機と同様に好調でした。黒色塗色を再塗装したことや前部デッキに旗を取り付けるなどして、他機との違いを見せていました。
内藤氏はD51を持参しました。これは、8月にキットを組立てたばかりのピカピカの新作品です。初走行でしたが、トラブルもなく順調な運転でした。同氏自作のオハ60、オハユニ61、ワキ2台、トキを牽引して、好調な走りと編成美を見せていました。

村内さんは、いつものようにお元気な様子でにこやかに見学されていました。

2. 次回運転会
平成25年10月27日(日)
以上(文責 豊田)
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