ポート トレイン  

Vol.No.44  
( 横浜ライブスチームクラブ 会報)
平成25年11月2日

1. 月例運転会

平成25年10月27日開催、天候 晴れ、最高気温(横浜)20.7度

 神田 オーストリア・ハンガリー帝国鉄道2B1テンダー、自作貨車7台
 新倉 D51、C11、パニアタンク
 豊田 アメリカンモーガル、クラウス、B6タイプタンク、B1タンク小型客車2台、トキ2台、車掌車1台
 中谷 銚子電鉄デキ3(電動)、小型客貨車2台
 大浜 ラウンドハウスBタンク(ミリー)
 遠藤 BR52
 本山 D51(なめくじ)、スハ型客車(アスター)
 小野寺 BR86、B20、パニアタンクメルクリン客車5台
 梶ヶ谷 南武線タイプ旧型国電モハ(電動)、クハ各1輌
 東野 C11、2Bテンダー(スクール)
 平井 EF58、ボールドウィンB1タンク
 松島 森林Bタンク、運材貨車2台
 信岡 C62
 内藤 D51(RC)、ワキ2台、トキ1台
 掛端 阿里山シェイ新旧2台
 村内、清水、我妻、矢野、加藤
 YLSCメンバー 合計20名(木元氏を除く)
 アスター社 木元(現)、小笹(元) アスター社顧客1名

(2) 運転状況(会員番号順)

 台風一過、申分のない秋晴れの晴天になりました。絶好の運転日和のため、21名(木元氏を含む)の会員が集いました。そのうち15名の会員が運転を楽しみました。

 神田氏は、スクールを改造したオーストリア・ハンガリー帝国鉄道のアトランティックを持参されました。ランボードが大型動輪一対毎に対応して大きく湾曲した特色あるタイプの機関車です。自作貨車7台を牽引して軽やかに走行していました。

   新倉氏は、D51、C11、パニアタンクを走らせました。D51は堂々たる走行でした。C11とパニアタンクはいつものように調子よく高速運転をしていました。

 豊田氏のアスター製アメリカンモーガル、クラウス、自作の2台の機関車はいずれも好調でした。アメリカンモーガルは JNR8550をベースにした製品で片側ワンシリンダーの機関車です。それでもパワーは強力で、バーナーを3本から2本に削減しているのにかかわらずスハ2両、トキ2輌、トフを牽引して好調な走りを見せていました。

 中谷氏は銚子電鉄のデキ3(電動)と自作小型客貨車2台を持参されました。模型の小型ヘリコプター用バッテリーを機関車本体に組込んだ労作です。自作客貨車2台を牽引して休憩2回をはさんで30分間走行していました。

   大浜氏はラウンドハウスのBタンクを内線で走らせました。木曽森林客車2台を連結して走行そのものは好調でしたが、脱輪を警戒して慎重に運転していました。

   遠藤氏は大型のBR52を運転しました。大浜氏と同じ半径2.5メートルの内線でしたが、堂々たる風格で快走していました。1Eテンダー機関車ですが、バックゲージに問題がないことと第5動輪が左右に大きく動く構造になっているためと考えられます。

   本山氏はなめくじタイプのD51を運転しました。今回の運転会でD51は3台ありましたが、他のD51と同様に重厚な走行ぶりを見せていました。

 小野寺氏はBR86、B20、パニアタンクを運転しました。BR86は白色と赤色に塗分けられたメルクリン客車を5台牽引して快調に走行していました。

   梶ヶ谷氏は南武線タイプの旧型国電2台を持参しました。今回、制御車を新製して2両連結で運転しました。さすが、モハ・クハの連結運転になると一段と味のある風格を見せていました。なお、制御車の車輪は、バックゲージを40ミリにするため、車軸を中央で1ミリ幅カットし、車軸径と同じ内径のパイプをかぶせて接合するという苦心作です。

   東野氏のC11とスクールは好調に走行していました。これらのSLはこれまで不調のためなかなか動いてくれなかったのですが、東野氏の努力の甲斐があって、2か月ぶりに動いてくれました。単行運転でしたが、次回は客貨車を牽引しての連結運転に期待しましょう。

   平井氏は前回と同様EF58とボールドウィンB1タンクを走らせました。いずれも好調でした。とくにEF58はスハ型客車を4台牽引しての走行で、パワーが十分にありました。

 松島氏はアスター森林Bタンクを走らせました。材木を積載した運材貨車2台を牽引しての運転でした。首振りエンジンですが、煙管型ボイラーを装着し、ドラフトを利かせてているので、パワーは十分にあります。快調に走行していました。

   内藤氏は前回と同じく新作品のD51を持参しました。前回と異なり今回はRC仕様に改造していました。同氏自作のワキ2台、トキを牽引して、自由自在に走行していました。

 信岡氏は新しく入手したC62を運転しました。また、掛端氏はおなじみの阿里山シェイ新旧2台を走らせました。遅くの走行のため運転状況を確認していませんが、いずれも問題なく順調に走行したと思われます。

 村内さんは、いつものようにお元気な様子でにこやかに見学されていました。

2. 次回運転会

平成25年11月24日(日)

以上(文責 豊田)

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