ポート トレイン  

Vol.No.48  
( 横浜ライブスチームクラブ 会報)
平成26年3月号

1. 月例運転会

平成26年2月23日(日)開催、天候 曇り、一時小雪、最高気温(横浜)9.3度

(1) 参加者と持参車両(会員番号順)
 神田 自作2B1タンク2台、自作英国型客車5台
 三橋 阿里山シェイ(旧)(走行せず)
 豊田 BoldwinB1タンク、自作B1タンク、自作1B1タンク、自作シンクグルドライバー、自作客車2台、トラ2台、自作ワフ
 大浜 マーモッドBタンク
 本山 阿里山シェイ(新)
 梶ヶ谷 B20(RC)、ユーティリティカー(自作トラ)、自作ワム、自作ワフ
 松島 ライオン、コーチ型客車、自作無蓋貨車
 信岡 BR44(1Eテンダー)
 内藤 9600(RC)
 掛端 阿里山シェイ(旧)、1C1ドイツ型タンク(電動)
 Mr.アラスター(英国人ジャーナリスト) British Rail 5MT(4-6-0)
 村内、清水、我妻、加藤
 YLSCメンバー 合計14名(木元氏を除く)
 アスター社 木元(現)、小笹(元)
 望月氏、同好外国人1

(2)運転状況(会員番号順)

 全般的に曇りがちで、一時、小雪がちらつく寒冷な気象状況でしたが、今回も多くのメンバーが集い、元気いっぱい運転会をエンジョイしました。なお、今回の記事取材は都合により午後2時で締め切りましたので、それ以降に運転された車両の走行状況については割愛させていただきました。

 神田氏は、40年前と39年前に模型雑誌の製作記事(模型とラジオ、渡辺精一氏執筆)により製作した2台の2B1タンクを持参しました。いずれの機関車も大昔の作品にもかかわらず、日ごろの手入れが良いせいか、英国型客車5台を牽引して軽やかにに走行していました。

 豊田氏は、BoldwinB1タンクのほか自作の3台の機関車を走らせました。BoldwinB1タンクは客貨車5台を連結して絶好調の走りを見せていました。また、自作の3台の機関車も好調でした。B1タンクのバルブギアはワルシャート式ですが、これは、渡辺精一氏の大著「ライブスチーム」の記述を参考にして設計製作したものです。

 大浜氏はマーモッド製Bタンクを持参しました。オシレーティングエンジンの機関車です。マーモッド製Bタンクは固形燃料が多いのですが、このSLは燃料にブタンガスを使用しています。このため、火力が強いので軽快に走行していました。

 本山氏は、寒冷の影響により、阿里山シェイ(新)のガス注入に苦労していました。給水タンク(コールバンカー)にお湯を満たして、ガスタンクを温めることによりガスの注入が容易になりました。ガスが十分に注入されれば、運転に問題はありません。阿里山シェイは快調に走行していました。

 梶ヶ谷氏はRC仕様のB20と自作貨車3台(トラ、ワム、ワフ)を持参しました。トラはユーティリティカーになっています。ラジコン操作により自由自在に走行していました。

 松島氏は、ライオンにコーチ型客車と無蓋貨車をつなげて運転していました。ライオンにブロアーを装着したまま、しばらく走行し、ある程度スピードがついた時点でブロアーを取り外すと、ライオンは勢いよく走行していました。ライオンのドラフトノズルの位置が低いので、ノズルの位置をある程度持ち上げているとのことでした。

 信岡氏はBR44(1Eテンダー)を運転しました。オリジナルは、ドイツの制定機関車の中で3番目に多い約2,000輌も製造された強力な貨物用機関車です。

 内藤氏は昨年7月以来7か月ぶりに門鉄デフの9600(RC仕様)を持参しました。スハ型客車3輌を牽引して、力強く走行していました。バーナーの糸芯として、セラミック製糸芯の代わりにステンレスメッシュをコイル状に巻いたものを使用しています。まったく問題なく耐久性もあるとのことでした。

 掛端氏は前回と同じく旧タイプの阿里山シェイとドイツ型のナロー1C1タンク(電動)を持参しました。

 今回、ライブを愛する英国人のアラスターさんが飛入り参加しました。新しく入手したBritish Railの5MT(テンホイラー)を内藤氏の指導のもとで走らせました。このSLは好調な走行を安定的に持続して、本人は大満足でした。

   

  4. 次回運転会  次回運転会を3月23日 (日)に開催します。

  以上(文責 豊田)

 

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