1. 月例運転会
平成26年3月23日(日)開催、天候 晴れ、最高気温(横浜)16.2度
(1) 参加者と持参車両(会員番号順)
神田 独24型、メルクリン客車4台英キングジョージ(走行せず)
新倉 C56 2台、パニアタンク
三橋 独BR62タンク
豊田 2Bテンダー、1B1タンク、1Cテンダー、B1タンク自作客車、トキ2台、トラ2台、自作トフ
大浜 独T3タンク
遠藤 独BR52
本山 SNCF140C
梶ヶ谷 米 ライトミカド、自作米国型ワゴン貨車5台、自作カブース
東野 米 ライトミカド
平井 D51、米C&Sモーガル(走行せず)
内藤 D51(RC)、自作オハ60、自作オハユニ61、トキ
和田、村内、清水、我妻、加藤
YLSCメンバー 合計16名(木元氏を除く)
アスター社 木元(現)、小笹(元)
見学者(橋本氏)
(2)運転状況(会員番号順)
今回の運転会は、穏やかな日差しと暖かい気温に恵まれ、絶好の運転環境でした。そうしたこともあって、今回も多くのメンバーが集い、おおいに運転会を楽しみました。なお、今回の記事取材は午後2時30分で締め切りましたので、それ以降に運転された方の車両写真と走行状況については割愛させていただきました。
和田大先輩は、なんとSLでなく模型ヘリコプターを持参されました。ファントムというUFOみたいな機体で、動力はモーターです(電池搭載)。GPS機能がついていますので、風に流されることなく、リモコン操作により会場上空を自由自在に飛行していました。

神田氏は、アスターC12を改造した独24型SLと、キングジョージを持参されました。24型SLはメルクリン客車4台を牽引して、好調に走行していました。キングジョージについては、修理中ということで、レイアウトでの運転を行わないで、アスター工場内でベンチテストを行いました。ベンチテストは成功だったようです
新倉氏はC56(2台)とパニアタンクを走らせました。2台のC56については、A型、B型の区別があるようですが、本人以外は識別不能ですので、区別せずに扱いました。C56型2台を含めて、全機とも、いつものように暴走気味に快調に飛ばしていました。しかしながら、やっぱり新倉カーブと呼ばれている場所で脱線転覆事故を起こしてしまいました。

三橋氏は久しぶりの運転です。独BR62タンク機関車を走らせました。このSLは有名な01型機関車をタンク化したものです。わずか16台しか生産されなかったそうですが、今回の運転では01クラス並みの重厚な走りを見せていました。

豊田氏は、自作の4台の機関車を運転しました。いずれの機関車も、客貨車6台を引っ張って絶好調の走りをみせていました。また、2Bテンダーは、渡辺氏設計の有名な2B1タンクをテンダータイプに設計し直したものです。

大浜氏は独T3型Cタンクを持参しました。好調に走行していましたが、突然アルコールバーナーの先端部分が脱落するというアクシデントがありました。逆向き運転により、バーナー先端部分が枕木に接触する衝撃を吸収して、急場をしのいでいました。
遠藤氏の独BR52型機関車は快調に走行していました。E型機関車ですが、一番内側の直径2.85メートルのカーブを難なく通過していました。同機は簡素化を目的にして戦時設計された優秀な機関車で、戦中、戦後を通じて6,000台以上が製造されました。
本山氏は、SNCF140C型機関車を走らせました。単機走行でしたが、グリーン塗色が陽に映え、きれいでした。また走行ぶりも好調でした。このSLは第一次大戦後フランスで製造されましたが、戦後の生産能力不足から英国でも製造されたとのことです。

梶ヶ谷氏は、ライトミカドと米国型貨車を持参しました。貨車は全て自作で、ワゴン型貨車5台とカブースです。いずれも丁寧に作られた労作です。ライトミカドに牽引された貨車編成は重厚な走りぶりで、見事でした。

東野氏もグリーン塗装のライトミカドを運転しました。単機走行でしたが、軽快に走行していました。

平井氏はなめくじタイプのD51と米C&Sモーガルを持参しました。D51はスタート時は不調でしたが、機関車が温まるにつれて、好調に転じました。ただ、給水ポンプからの水漏れがあり、修理が必要だと思われます。モーガルは製作途中のため運転しませんでした。

内藤氏のD51(RC仕様)は、昨年10月以来の運転です。自作のオハ60、オハユニ61、トキを牽引して好調に走行していました。オハ型客車2台は、車体をレザーカットで仕上げた労作です。
村内さんはお元気なご様子で参加されました。和田氏のヘリコプターを興味深くご覧になっていました。
4. 次回運転会
次回運転会を4月27日 (日)に開催します。
以上(文責 豊田)
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