ポート トレイン  

Vol.No.50  
( 横浜ライブスチームクラブ 会報)
平成26年5月号

1. 月例運転会 平成26年4月27日(日)開催、天候 晴れ、最高気温(横浜)22.8度

(1) 参加者と持参車両(会員番号順)
 神田 英キングジョージ
 豊田 JNR6500、英国型2Bテンダー、クラウスBタンク メルクリン客車、自作客車2台、
トラ2台、自作トフ
 中谷 メルクリンBタンク グラスカステン(電動)、バッテリーカーメルクリン客車、
独型貨車
 大浜 ラウンドハウスBタンク
 遠藤 独BR52(走行せず)
 本山 9600
 小野寺 仏231Eシャプロン、英フライングスコットマンワゴンリー客車2台
 梶ヶ谷 グレートノーザン2D2テンダー(S2)
 東野 グラスホッパー2台、コーチ型客車4台
 平井 B20
 信岡 独BR96(D-Dマレー)
 内藤 B20(RC)
 和田、村内、清水、我妻、三橋、荒川、加藤
 YLSCメンバー 合計19名(木元氏を除く)
 アスター社 木元(現)、小笹(元)

(2)運転状況(会員番号順)

 今回の運転会は、快晴に恵まれ、汗ばむ陽気のもとで大盛会でした。正午からは運転会を一時中断して横浜ライブスチームクラブの定期総会が開催されました。こちらも活発な討議のもとで粛々と議事が進められ、異論なく無事に終了しました。なお、今回の記事取材は午後3時で締め切りましたので、それ以降に運転された方の走行状況については割愛させていただきました。

 神田氏は、前回ベンチテストのみだったキングジョージを運転しました。自作の英国型客車を5輌牽引して、順調に走行していました。修理の効果もあって、吉祥寺での運転よりはパワーアップしていましたが、本人はなにやら不満そうでした。

 豊田氏は、自作の6500型テンダー、英国タイプ2Bテンダー、クラウスを走らせました。いずれの機関車も、客貨車6台を引っ張って好調でした。クラウスは自動給水装置が不調のため、ボイラーに注入した水量(90cc)のみの運転でしたが、それでも8分間走行していました。空焚きを防止するため、時計と睨めっこの運転でした。

 すっかり電動派になった中谷氏は、メルクリン製のグラスカステン(Maxi)を運転しました。メルクリン客車とドイツ型貨車2両を連結して電動らしい走行をしていました。オリジナルはシューから集電する仕組みになっているのを、バッテリー(マキタ電動工具用)からの集電に改造しています。この改造工事が大変だったようです。

 大浜氏はラウンドハウスBタンク持参しました。ガス炊きのSLですが、木曽森林客車2台を牽引して小型機関車らしい好調な走行を見せていました。

 本山氏は、おなじみの9600を走らせました。この機関車は、組立以来数えきれないほどの走行回数を重ねていますが、不調だったことは一回もないそうです。今回も好調に走行していました。

 小野寺氏は仏231E(シャプロン)と英フライングスコットマンを持参しました。シャプロンは、チョコレートブラウンの胴体に金色のボイラーバンドを巻いたエレガントな装いで、コンパウンド型4気筒の機関車です。久しぶりの運転なので走行が心配されましたが、機関車が温まるにつれて、調子を回復し、ワゴンリー客車を2台牽引して、好調でした。

 梶ヶ谷氏は、グレートノーザンのS2型テンダーを持参しました。この機関車は車軸配置2D2の大型機関車です。単機走行でしたが、それでも大型機関車ならではの風格を見せて走行していました。

 東野氏はグラスホッパー2台とコーチ型客車4台を持参しました。いずれも専用客車を連結してバッタのようにひょこひょこと軽快に走っていました。

 平井氏のB20は絶好調でした。スハ型客車を4台繋げて飛ぶような走りを見せていました。5月のこの季節はガス炊き機関車にとって最良の運転環境です。ほかのガス炊き機関車(3台)も同じく好調でした。

 信岡氏はバイエルン鉄道のBR96を走らせました。

 内藤氏はB20(RC)を運転しました。ユーティリティカー、自作のワキ2輌、トキを牽引して自由自在に走行していました。今回はラジコン装置を新しいのに変えての運転でした。ラジコンの改良により、運転機能が一段と細やかになったとのことでした。

  

  4. 次回運転会  次回運転会を5月25日 (日)に開催します。

  以上(文責 豊田)

 

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