ポート トレイン  

Vol.No.52  
( 横浜ライブスチームクラブ 会報)
平成26年7月号

1. 月例運転会 平成26年6月22日(日)開催、天候 雨、最高気温(横浜)23.2度

(1) 参加者と持参車両(会員番号順)
 神田 仏タイプテンホイラー、自作客車4台
 新倉 パニアタンク、C56、パニア改造Cテンダー(運転せず)
 豊田 2A1シングルドライバー、1B1タンク、トラ2台、トフ
 本山 阿里山シェイ(新)(運転せず)
 梶ヶ谷 南武線タイプ旧型国電モハ、クハ(運転せず)
 平井 コロラド・サザーンモーガル
 内藤 D51(RC)
 アスター社 リビルドマーチャントネイビー(特別走行)  和田、村内、清水、我妻、荒川、杉本、加藤
 YLSCメンバー 合計14名
 アスター社 藤井社長

(2)運転状況(会員番号順)

 今回は,久しぶりに雨天での運転会になりました。梅雨前線の影響で前日から雨が降り続いていましたが、本降りではなかったので、どうにか運転可能な状況でした。降雨にもかかわらず今回の例会に14名の方が参加され、うち5名の方が運転を楽しみました。一部の会員の方は雨を敬遠して、運転を取りやめました。なお、今回の記事取材は午後2時で締切りましたので、それ以降に運転された方の走行状況については割愛しています。

 神田氏は、仏型テンホイラーを運転しました。自作客車4輌を牽引しての走行でした。この機関車は鈴木馨氏から譲り受けたボイラーをベースにアスター製部品などジャンク品を流用して自作した苦心作です。雨のなか白い煙を吹き出しながら好調に走っていました。

 新倉氏はパニアタンク、C56、Cテンダーを持参されました。パニアタンク、C56はスハ型客車3輌を牽引して絶好調でした。パニア改造Cテンダーは運転しませんでした。


 豊田氏は、自作の2A1シングルドライバー、1B1タンクを走らせました。いずれの機関車も複動式首振りエンジンを搭載し、ギアダウンしています。快調に走行していました。首振りエンジンといっても、ボイラー、火室とバーナー、煙室などエネルギー発生部分は本格的に作成していますのでパワーは強力です。


 平井氏は今回も新しく入手したアスター製コロラド・サザーンの1Cテンダーを運転しました。ガス炊きの機関車ですが、前回は好調に走行していました。今回はスタートに手間取っていたため、取材時間内に走行状況を確認することができませんでした。

 内藤氏はD51(RC搭載)を運転しました。スハ型客車3台を牽引して好調でした。内藤氏のSLは、日ごろの手入れが良いせいか、いつも安定した走行を見せています。

 降雨のさなか、村内さんは八王子より車を運転して見学にこられました。その熱意に頭が下がります。

(3)Rebuilt Merchant Navyの運転
 アスター社のご好意により、いま売出し中のRebuilt Merchant Navyを、社長みずからが運転しました。線路上での運転は今回が初めてということでした。アルコールと水を補給して着火すると、みるみるうちに圧力が上昇して4キロをたちまち超えました。その速さには驚かされました。スハ型客車4台を牽引して後、レギュレーターを開くと機関車は静かに走行を始めました。雨のなか40分にわたって、圧力3.8キロを維持したまま、力強くかつ華麗に走っていました。

4. 次回運転会  次回運転会を7月27日 (日)に開催します。

以上(文責 豊田)

 

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