1. 月例運転会
平成26年6月22日(日)開催、天候 雨、最高気温(横浜)23.2度
(1) 参加者と持参車両(会員番号順)
神田 仏タイプテンホイラー、自作客車4台
新倉 パニアタンク、C56、パニア改造Cテンダー(運転せず)
豊田 2A1シングルドライバー、1B1タンク、トラ2台、トフ
本山 阿里山シェイ(新)(運転せず)
梶ヶ谷 南武線タイプ旧型国電モハ、クハ(運転せず)
平井 コロラド・サザーンモーガル
内藤 D51(RC)
アスター社 リビルドマーチャントネイビー(特別走行)
和田、村内、清水、我妻、荒川、杉本、加藤
YLSCメンバー 合計14名
アスター社 藤井社長
(2)運転状況(会員番号順)
今回は,久しぶりに雨天での運転会になりました。梅雨前線の影響で前日から雨が降り続いていましたが、本降りではなかったので、どうにか運転可能な状況でした。降雨にもかかわらず今回の例会に14名の方が参加され、うち5名の方が運転を楽しみました。一部の会員の方は雨を敬遠して、運転を取りやめました。なお、今回の記事取材は午後2時で締切りましたので、それ以降に運転された方の走行状況については割愛しています。
神田氏は、仏型テンホイラーを運転しました。自作客車4輌を牽引しての走行でした。この機関車は鈴木馨氏から譲り受けたボイラーをベースにアスター製部品などジャンク品を流用して自作した苦心作です。雨のなか白い煙を吹き出しながら好調に走っていました。

新倉氏はパニアタンク、C56、Cテンダーを持参されました。パニアタンク、C56はスハ型客車3輌を牽引して絶好調でした。パニア改造Cテンダーは運転しませんでした。


豊田氏は、自作の2A1シングルドライバー、1B1タンクを走らせました。いずれの機関車も複動式首振りエンジンを搭載し、ギアダウンしています。快調に走行していました。首振りエンジンといっても、ボイラー、火室とバーナー、煙室などエネルギー発生部分は本格的に作成していますのでパワーは強力です。


平井氏は今回も新しく入手したアスター製コロラド・サザーンの1Cテンダーを運転しました。ガス炊きの機関車ですが、前回は好調に走行していました。今回はスタートに手間取っていたため、取材時間内に走行状況を確認することができませんでした。

内藤氏はD51(RC搭載)を運転しました。スハ型客車3台を牽引して好調でした。内藤氏のSLは、日ごろの手入れが良いせいか、いつも安定した走行を見せています。

降雨のさなか、村内さんは八王子より車を運転して見学にこられました。その熱意に頭が下がります。
(3)Rebuilt Merchant Navyの運転
アスター社のご好意により、いま売出し中のRebuilt Merchant Navyを、社長みずからが運転しました。線路上での運転は今回が初めてということでした。アルコールと水を補給して着火すると、みるみるうちに圧力が上昇して4キロをたちまち超えました。その速さには驚かされました。スハ型客車4台を牽引して後、レギュレーターを開くと機関車は静かに走行を始めました。雨のなか40分にわたって、圧力3.8キロを維持したまま、力強くかつ華麗に走っていました。

4. 次回運転会
次回運転会を7月27日 (日)に開催します。
以上(文責 豊田)
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