ポート トレイン  

Vol.No.57  
( 横浜ライブスチームクラブ 会報)
平成26年12月号

1. 月例運転会
平成26年11月23日(日)開催、天候 晴れ、最高気温(横浜)19.2度
(1) 参加者と持参車両(会員番号順)

 神田 キャッスル、キングアーサー、自作英国型客車5台
 新倉 パニア、B20、C56
 豊田 2B1タンク、ルビー、1Bタンク、1A1タンク、自作客貨車7台
 遠藤 ルビー、B20、ユーティリティカー
 本山 D51(なめくじ)
 梶ヶ谷 GER Cタンク
 東野 フライングスコッツマン
 平井 コロラド・サザンモーガル
 内藤 D51(RC)、オハ35、オハ60、オハユニ61
 掛端 阿里山シェイ2台(新、旧)
 和田、村内、清水、三橋、加藤、ネルケ
 YLSCメンバー 合計16名(木元氏を除く)
 アスター社 木元、小笹(元)

(2)運転状況(会員番号順)

 前回と同様に晴天に恵まれ、気温もやや高めの陽気になりました。今回も多くの会員が集い、終日、運転会を楽しみました。運転会と並行して、午前9時ごろから、C線、D線の運転をストップして、焼損した枕木の交換補修作業を実施しました。なお、今回、取材を午後2時30分で締切りましたので、それ以降に運転された方のレポートについては割愛しました。

 神田さんは、キャッスルとキングアーサーを走らせました。キングアーサーは自作の英国型客車5台を連結して快調に飛ばしていました。一方、キャッスルは英国型客車5台を牽引するも走行状態はいまいちでした。原因を調べると、テンダーからの給水ホースの継手が緩んでいることが分かりました。原因が分かり、ひと安心の神田さんでした。

 新倉氏はおなじみのB20、C56、パニアを運転しました。常連の機関車ですが、今回はこれまでと違って、おとなしくやや控えめに走らせていました。

 豊田氏が持参した4台の機関車は、いずれも好調でした。しかし、ルビーについては、遠藤氏のそれと比べると走行状態に格段の差がありました。安全弁のばねが緩み、蒸気圧が漏れているためと考えられます。シングルドライバーと1Bタンクは首振りエンジンですが、自作客貨車6台を牽引するパワーを見せていました。

 遠藤氏のB20とルビーはいずれも好調でした。とくに、ルビーは和田先輩の修理効果により抜群の性能を発揮し、飛ぶように走行していました。ガスの注入口も改良され、ガス注入難という問題点もクリアされていました。

 本山氏はD51(なめくじ)を持参しました。控えめながらも、力強い走行でした。

 梶ヶ谷氏は久しぶりにあぶり釜のGER Cタンクを運転しましたが、不調でした。ボイラー下部の蒸気取り出しパイプ取付け部分にピンホールがあることが判明しました。ここから蒸気がもれ、バーナーを湿らせて燃焼不能になっていました。

 東野さんはフライングスコッツマンを運転しました。運転準備に時間がかかりましたものの、無事に運転ができました。単機走行で悠然と走っていました。

 平井氏は、アスター社に修理を依頼していたコロラド・サザーンモーガルのテスト走行に挑戦していました。結果は時間切れのため不明です。

 内藤氏はD51(RC)と自作の日本型客車3台を走らせました。新作のオハ35、オハ60、オハユニ61の旧型客車3台をつなげると、編成美を感じさせられます。

 掛端氏の阿里山シェイ2台はいつものように好調でした。シェイらしい走りで、ゆるやかにエンドレスを周回していました。

 12月に御年100歳になられる村内さんは、今回もお元気な様子で運転会を見学されていました。

2.焼損枕木の交換補修作業

 午前9時頃から、焼損がひどく、変形が著しいC線、D線の枕木交換補修作業を内藤さん主導のもとで有志の方々の共同作業で実施しました。補修区間の線路を枕木ごと剥がし、新しい枕木に既存の線路を挿入して敷設するという手順で作業は進み、作業は2時間ほどで終了しました。ところが、午後に、火災による枕木変形事故が別の場所で発生し、この部分についても放置しないで直ちに枕木交換を実施しました。
作業の結果、線路状況は一段と改良され、スムースな運転が可能になりました。交換作業に尽力された皆様、ありがとうございました。

3. アスター社運転会

 今年12月に仙台放送主催の鉄道展が下記のように開催されます。
 名称 わくわく鉄道ランドinせんだい
 期間 平成26年12月20日(土)〜24日(水)
 会場 夢メッセみやぎ

4.次回運転会

 次回運転会を年末の12月28日(日)に開催します。

 以上(文責 豊田)

                                ページの上へ ↑


Copyright (C) ylsc. All rights reserved.