9月報告・10月計画

横浜ライブスチーム事務局

 さしもの暑さもようやく遠ざかり,待望の初秋にたどりつきました。
皆様もやれやれのご心境ではないでしょうか。
さて9月の月例運転会はまことに幸運で,その前後は天候が崩れがちでしたから,
まことに恵まれた運転日和の1日でした。 以下ご報告いたします。
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1.運転会の状況 (参加メンバーと車両群,順不同,記載もれはご容赦)

荒川(旧ボールドウィン B-1と林鉄客車), 東野(阿里山シェイ),
神田(2B1タンク 2両,ボギー客車 5両),
大浜(マモッド B タンク,LPGバーナーに改造,客車 1両)
小野寺(パニヤ,ダッチェス )
遠藤(B20,C11,客車 1両 )
梶ヶ谷(B20,C11 )


新倉(B20,C11,C56 テンダーはD51のボギーテンダーを流用)
三橋(阿里山シェイとボギー運材車 )
豊田(ルビー改,1Cタンク,Bタンク,A1タンクと客車3両 )
我妻,望月,和田,清水,村内(96歳,大正3年生まれ,八王子からマイカーを運転)


  以上 メンバー 15名

  アスター社の顧客

 松島 (グラスカテン,アスター Cタンク )
 信岡 (C 11, PLM231A)

  木本氏 (アスター社員)

  合計 18名 

 荒川氏の旧ボールドウィン B-1 は,林鉄の客車を1両牽くと,走行距離が著しく短くなり,走行速度も落ちて不満足のようでした。また機関車を点検したところ アルコールバーナーのサンプの下端がレール面より下がっており,ポイントでは 引っかかる状態でした。旧 B−1は後部が下がりがちなため,後進は避けてなるべ く前進で走らせてきました。 サンプの下部を上げるには,床板と炭庫の間に ライナーを入れて(1.5〜2ミリ厚)調整します。 新B−1は改良されていますが,車輪配列の関係で尻下がりの傾向があるので, スプリングがへたってくると要注意です。

 神田氏の2B1タンクは,渡辺氏設計の約40年前の模型とラジオに製作記事が 連載された内側シリンダー機で,エンジンは1基(12ミリ×20ミリ)ですがローカル運 用のトレーラーを5両くらいは楽に引いて,脱線せず快走する手間のかからない機関車です。 2B1,2C1という車輪配列は,模型向きの扱いやすいモデルと思います。 大浜氏のマモッド Bタンクは,昭和50年代にイギリスからキットが輸入されたも の(売価 5万円位)ですが,固形燃料のため火力が弱く,屋内ではトレーラーを2両位 引いて快調に走行しますが,屋外では無理でした。そのため オプションとして LPGバーナーとアルコールバーナーが発売されました。 大浜氏はLPGバーナーを装備しておられますが,走りには不満足のご様子です。        アスター社の林鉄用のBタンクの方がパワーがあります。(マモッドのボイラーはあぶりがまですが,アスター製は煙管式でブラストがついていますので燃焼が安定 しています。クラブメンバーも4-5人位の方が所有しておられます。)

 今月は珍らしく3 氏がB20,C11を持参されました。(遠藤,梶ヶ谷,新倉氏) いずれも手慣れた機関車ですから,走って当然と云った面持ちでした。 梶ヶ谷氏はB20にC11(無火)を牽引させて走らせましたが,途中でカプラー が外れ暴走してカーブで脱線転覆しました。あわててデジカメを手に駆けつけまし たが,写真は撮れず復元途上の写真となりました。(カラー写真参照) 豊田氏はいつもの編成でゆったりと走らせていました。 東野氏の阿里山シェイはアスター社の仲介で当日入手され,初めての走行でしたが, きわめて良好な走りでした。外観も美しく30年を経たモデルには見えません。 この初期のシェイは,鉄ビスにニッケルメッキをしたビスを使用しており, 水タン クの内部に露出するビスや,ハンドポンプの固定ビスは,バスコークで入念に被覆 されていないと腐食が進んでいるので,水回りのビスは真鍮製にすべて交換が必要 です。(初期の8550型テンダー機,スクールズ,V&T等は鉄ビスにメッキした ビスが使われているので,水回りのビスは点検が必要です。マグネットを当ててチェックします。)  9月は大型蒸機がダッチェス1両のみで,淋しい限りでした。それも写真を撮っただけで走行させていません。 レールの保守が万全では無いのですが,次月以降是非大型テンダー機の出場をお待ちいたします。


又,96歳の村内氏がマイカーを運転されて元気に来場されましたので,お元気な ところを撮らせていただきました。(撮影が下手でお顔がよく見えませんが)

2. 年度計画の未定部分の確定連絡

1) 12月度月例運転会及び忘年会
  12月12日(日) 9時30分〜15時30分 (運転会)
          12時00分〜13時00分 (忘年会)
昼食を寿司と缶ビールで会食し忘年会に代えます。
場所はアスター社の2階を予定。
尚,参加者は実費の一部として \1,000.- をご負担ください。(当日徴収)

本年はアスター社がクリスマスのイベントを浜松で計画中のため,運転会を早めました。

2) 来年度の計画について

1月度月例運転会 1月23日(日)確定
2月度月例運転会 2月27日(日)確定
3月度月例運転会 未定(総会がらみで検討中)

23年度新年会 (未定)

 21,22年度と新年会を実施してきましたが,この場合は年度ごとの使い切りで,  運転会の参加費の剰余金を新年会費に充当したため,新年会費は無料もしくは 少額の参加費で済ましてきました。(実際の支払いは4千円/1人あたり位) この4月以降は会計方式を変更し,剰余金は次年度に繰り越す方式となったため 慎重に検討中です。10月度の理事会で検討する予定です。
尚,皆様方の改善要望事項,提案事項がありましたら,事務局宛FAXで連絡して ください。10月度の理事会の議題といたします。

3. 10月度月例運転会 10月24日(日) 9時30分〜15時30分
多数のご参加をお待ちいたしております。

     以上
平成22年10月1日 (三橋さんの文章を記載)

神田です、
会員各位
遅くなりましたが、JAMでの運転に多大のご協力をいただき、 有難うございました。
このJAMに関連しまして、従来はアスター様より参加の御礼と して、同社にてバーベキューパーティ等を開催頂いております。
本年も同社の木元様より、来る10月24日に開催したい旨の お誘いがございました。
しかし、昨年までとは異なりYLSCは 独立したクラブになっており、本来、クラブが開催するべきもの と考えられます。現状ではまだクラブにそのような資金もございませんが、
アスター様に甘えてお願いするものではないと思われ ます。その様な訳で、同社の木元様には、YLSCとしては辞退 したい旨を申しあげました。
ご承知おきいただきたく、お願い申しあげます。

追伸
忘年会等に付きましては、YLSCとして開催を計画しております。

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