Vol.No.62   横浜ライブスチームクラブ 会報

ポート トレイン  

平成27年 5月号

1. 月例運転会
平成27 年4 月26 日(日)開催、天候晴れ、最高気温(横浜)23.6 度
(1) 参加者と持参車両(会員番号順)

 和田 V&T4-4-0 RENO 軸動ポンプ装着、ログカー、カブース
 神田 リビルドマーチャントネービー、自作客車
 新倉 C56
 三橋 シェイ(アメリカンタイプ、走行せず)
 豊田 自作機関車3 台(1150 型タンク、B6 タイプタンク、B タンク)クラウス、客貨車5 台
 中谷 レーマンB タンク(電動)、ユーティリティカー
 大浜 マーモッドB タンク、小型貨車
 遠藤 8550、ルビー、ユーティリティカー
 本山 D51(なめくじ)
 梶ヶ谷 C11
 東野 フライングスコッツマン
 内藤 リビルドマーチャントネービー、中国製英国型客車3 台
 欠端 阿里山シェイ(旧)
 清水、我妻、新田、杉本、加藤、ネルケ、松原
 YLSC メンバー合計20 名(木元氏を除く)
 アスター社関係木元
 アスター顧客(C62 持参)

(2)運転状況(会員番号順)

今回の運転会は、快晴に恵まれ、初夏並みの陽気のなかで行われました。正午から運転会を一時中断して横浜ライブスチームクラブの定期総会が、アスター社2 階の会議室で開催されました。こちらは活発な討議の下で議事が進められ、異論なく無事に終了しました。

 和田名誉会員は、アメリカ型RENO4-4-0 テンダーを持ってこられました。軸動ポンプをスライドバー支持枠に装着してのテスト走行を行いました。蒸気圧が十分に高まった状態でのスタート時は勢いよく走行しましたが、やがてスピードダウンして長続きしませんでした。これから、原因を究明するとのことです。

 神田氏はリビルドマーチャントネービーを運転しました。自作客車を連結して、快調にC線を飛ばしていました。

 新倉氏は、転落事故を起こして破損したC56 を修復したうえで、走行させました。デフレクターが大きく変形していましたが、完全にもとの姿に戻っていました。転落事故当時と変わらないスピードでスハ型客車3 両をつなげてB 線を走り回っていました。

 三橋氏は、アメリカンタイプの阿里山型シェイを持参されました。ベル、大型ヘッドライト、車番(7)が取り付けられた珍しい機関車だそうです。

 豊田氏の自作3 台の機関車とクラウスはいずれも好調でした。クラウスはガスが順調に注入されたため、長時間快速走行していました。また、B6 タイプのC1 タンクもパワーを発揮して客貨車5 両を連結して、滑るように走行していました。

 電動派の中谷氏はレーマンB タンク(電動)を走らせました。小型機関車ながら意外とパワーがあり、スハ型客車5 台を牽引して、力強く走行していました。

 大浜氏はマーモッドB タンクを持ってこられました。片押し首振りエンジンの機関車ですが、ガス炊きになっています。このためあぶり釜にもかかわらず蒸気の発生状況が良く、好調に走行していました。

 遠藤氏はおなじみの8550 とルビーを走らせました。どちらも極めて好調でしたが、ルビーについては、バック運転のほうがより好調のようでした。

 本山氏のD51(なめくじ)は単機走行ながら重厚な走りぶりを見せていました。また、機関車運搬台枠(トレーラー)を新製し、実際に使用していました。

 梶ヶ谷氏はC12 を持参しましたが、燃料系統のトラブルのため立ち消えが多発し、運転を早々に取りやめました。

 東野氏はフライングスコッツマンを走らせました。3 月の運転会で単機走行での初運転を行いましたが、今回はナハネを連結して、さらに磨きのかかった走りぶりでした。購入された中国製英国型客車との連結運転に期待が持てます。

 内藤氏は神田氏と同じリビルドマーチャントネービーを運転しました。今回は新たに購入した中国製英国型客車3 両を連結して運転する予定でしたが、カプラーが不具合のため1両だけの連結運転となりました。それでも、英国型客車はリビルドマーチャントネービーによく似合っていました。

 欠端氏の阿里山シェイ(旧)は前回と同様に、シェイらしくギア音を響かせながらゆっくりと走っていました。

2. アスター社の予定

5 月1 日から5 月6 日まで、名古屋の丸栄百貨店で鉄道模型展が開催されます。アスター 社はこれに出展し、屋上運転会を実施します。デモ運転機としてBR38、GN S2、展示機とし てUP FEF-3 を予定しています。参加ご希望の方は同社と連絡を取って下さい。

3. 次回運転会の開催

次回運転会を平成27 年5 月24 日(日)に開催します。
以上(文責豊田)

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