Vol.No.64   横浜ライブスチームクラブ 会報

ポート トレイン  

平成27年 7月号

1. 月例運転会
平成27年6月28日(日)開催、天候 晴れ、最高気温(横浜)29.2度
(1) 参加者と持参車両(会員番号順)

 神田 独01、独24、欧州型客車6台
 新倉 パニア、B20、C56
 我妻 アルゲニー、自作ホッパー貨車多数
 豊田 6500、2Bタンク、1B1タンク(いずれも自作)メルクリン客車、トラ2台、自作客貨車3台
 遠藤 9600、2軸単車京都市電(電動)、自作コンテナ貨車
 本山 D51(なめくじ)、9600、自作トレーラー
 小野寺 フライングスコッツマン、ダッチェス、C62英国型客車8台
 梶ヶ谷 フライングスコッツマン
 東野 スクール、C11、英国型客車4台
 平井 B20、コロラドサザーンモーガル、自作トレーラー
 内藤 リビルドマーチャントネービー(RC)英国型客車3台
 欠端 阿里山シェイ(新旧2台)、8850
 ネルケSLコレクション11台(運転せず)
 雲土氏(井上・星野グループ) スクール
 和田、清水、信岡、松原
 YLSCメンバー 合計17名(木元氏を除く)
 アスター社関係 藤井社長、木元、小笹(元)
 テレビ 取材東京MXテレビ関係者2名
 見学者 アスター顧客3名

(2)運転状況(会員番号順)

 週間天気予報では降雨となっていましたが、梅雨前線が想定以上に南下したため、朝から梅雨晴れの陽気になりました。また、当日、東京MXテレビ局の取材があり、運転会場は大いに盛り上がりました。

 神田氏は独01型と24型を運転ました。欧州型客車6両を連結していつもと同様に軽快に走行していました。24型はアスター社のC11がベースになっていますが、見事にドイツ型に変身していました。

 新倉氏はパニアタンク、B20、C56を走らせました。パニアタンクとB20は相変わらず好調でした。いつも元気いっぱいのC56は、バルブが不具合のため不調でした。

 我妻氏は久しぶりにC-Cマレーのアルゲニーを持参しました。労作の米国型ホッパー貨車を多数連結して、レイアウトB線を重厚に走行していました。圧巻の運転で、藤井社長もテレビ記者に誇らしげに説明していました。

 豊田氏のスクラッチビルドの3台のSLはいずれも好調でした。スハ型客車、トラ2台、中型客車3台、トフなど7台を連結して快調にレイアウトを飛ばしていました。6500タイプのテンダー機関車は30年以上前に製作した同氏の第2号SLです。

 遠藤氏は9600、京都市電タイプ単車(電動)、コンテナ貨車を持参しました。木工の京都市電は薄板から切り出して工作した労作です。コンテナ貨車のコンテナは角材を箱状に切断して、コンテナにしたものです。中まで材木そのものなので重量があります。9600に牽引されて、横揺れしながら走行していました。

 本山氏のD51(なめくじ)、9600、阿里山シェイ(新)を持参しました。D51と9600は走行回数を重ねていることもあって、好調でした。今回も自作のトレーラーを使用していました。このトレーラーからかなりの人が刺激を受けたようでした。

 小野寺氏はフライングスコッツマン、ダッチェス、C62と英国型客車8台を持参しました。フライングスコッツマンは英国型客車を連結して気品のある走行ぶりを見せていました。同機のライトグリーン塗色が日差しのなかでよく映えていました。

 梶ヶ谷氏もフライングスコッツマンを走らせました。単機走行でしたが、小野寺氏と同様に優雅に内側D 線を滑るように走っていました。

 東野氏は久しぶりにスクールを走らせました。これまで調子が今ひとつ良くなかったのですが、今回は違いました。安全弁を調整したところ、絶好調の走りとなりました。持参の英国型客車を牽引して、快調に飛ばしていました。本人は大満足でした。

 平井氏はB20とコロラドサザーンモーガルを走らせました。いずれも、無難な走りでした。平井氏も自作のトレーラーを使用していました。

 内藤氏はリビルドマーチャントネービーを運転しました。中国製英国型客車3台を牽引して風格のある走行でした。やはり、英国型SLには英国型客車が似合います。カプラーをナックル式からドローバー方式に替えたそうです。

 欠端氏はいつもの阿里山シェイ2台とネットで入手したスクラッチビルドの8850を持参しました。8850は旧YLSC会員の故津村氏の作品でした。これから整備して、運転可能の状態に持っていきたいとのことでした。

 ネルケさんは所有SLコレクション11台を展示していました。ドイツ型、英国型、日本型、大型、小型など色とりどりでした。真鍮色に輝くトラクションエンジンもありました。

 井上・星野グループの雲土氏はスクールを走らせました。東野氏のスクールと同様に好調でした。スクールの先輩として東野氏にいろいろとアドバイスしていました。

(3)注意喚起

 今回の運転会では多数の方が運転に参加されましたので、ドリンクの空き缶や廃油容器の散乱が目立ちました。空き缶や廃油は持ち帰るなどして使用者が責任をもって処理しましょう。会場を常に綺麗な状態にして、気持ちよく運転を楽しむよう心掛けてください。

2. テレビ局の取材

 今回の運転会では東京MXテレビの取材が行われました。取材記者2名が、テレビ撮影や会員へのインタビューを熱心に行っていました。アスター藤井社長が応対と運転会の説明を行いました。会員のSLに対する情熱と会場の熱気にはびっくりしたようでした。

 予定では7月12日(日)午前10時に東京MXテレビから放映されるとのことです。「プラチナライフ」という番組で、タレントの角野卓三氏と篠原ともえさんが出演して、番組を進めることになっています。

3. アスター社の予定

 年内に京都運転会の実施を計画しています。暑い夏季を避けるため秋以降になるということです。新製品のUP-FEF-3のデモ運転を予定しています。  また新商品として次の3製品を企画しています。

 @スイスSBB Cタンク機関車 アルコール炊き、ロープライス

 A2軸ワフ型車掌車 ユーティリティカー、上回り部分のみの発売可

 Bスイス型ブレーキ車 ユーティリティカー、上回り部分のみの発売可

4. 次回運転会の開催

 次回運転会を平成27年7月26日(日)に開催します。

以上(文責 豊田 )

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