Vol.No.65   横浜ライブスチームクラブ 会報

ポート トレイン  

平成27年 8月号

1. 月例運転会
平成27年7月26日(日)開催、天候 晴れ、最高気温(横浜)35.3度
(1) 参加者と持参車両(会員番号順)

 神田 独03、欧州型客車7台
 新倉 C56、B20、ルビー自作客車2台
 豊田 2B1タンク、1Cテンダー、2A1タンク(シングルドライバー) いずれも自作
 本山 D51(なめくじ)、SNCF140-C いずれも走行せず
 内藤 9600九州タイプ (RC)自作ワキ2台、トキ、UPワゴン貨車
 欠端 8850、阿里山シェイ(走行せず)
 杉本 自作GWノーススター(1A1テンダー)
 清水、我妻、遠藤、梶ヶ谷、東野、ネルケ
 YLSCメンバー 合計13名(木元氏を除く)
 アスター社関係 木元、小笹(元)

(2)運転状況(会員番号順)

 太陽がじりじりと照りつける過酷な状況での運転会でした。横浜地方では気温が35.3℃まで上昇して今年初めての猛暑日となりました。屋上の運転会場に1時間もいると、体がほてり、頭がのぼせるなどして運転ができるような環境ではありませんでしたが、適時ショールームで体を冷やすなどして、なんとか運転を続行しました。なかには「もう限界」といって運転を取りやめる人もいました。

 神田氏は独03型を運転ました。欧州型客車7両を連結していつもと同様に軽快に走行していました。神田さんの運転は、牽引する自作の客車や貨車の編成に特色があります。細かいところまで作りこまれた作品ではありませんが、屋根をはじめ全体の印象を見事に捉え、丁寧に塗装がしてあり、数両をつなげると編成美が感じられます。


 新倉氏はB20、C56、ルビーと自作の中型客車2台を持参しました。C56は猛暑の影響によりサンプからアルコールがオーバーフローして火災が発生したため、運転を取りやめました。B20はいつものように好調でした。自作の客車2両を牽引して内側B線を走行していました。自作の客車がB20にとてもマッチしていました。

 豊田氏のスクラッチビルドの3台の機関車はいずれも好調でした。スハ型客車2〜3両を連結して好調に内側C線を走り回っていました。1Cテンダーは、アスター製のボイラーとボイラーケース、科学教材社のシリンダー、末近ライブの動輪に自作のフレームとキャブを組み合わせて、自作のワルシャート式バルブギアを装着した苦心作です。


 内藤氏は九州型9600(RC)を運転しました。自作のワキ2台とトキ、UPワゴン貨車を連結しての走行でした。内藤氏の機関車は整備が良く行われているため、いつも安定した状態にあり、安心して見ていられます。


 欠端氏はネットで入手した8850を運転しました。8850は旧YLSC会員の故津村氏の作品です。今回は初めての火入れでしたが、見事に走行しました。テンホイラータイプの機関車ですがメインロッドが第1動輪に直結しています。メインロッドをゆっくりと動かしながら、重厚に走行していました。

 杉本さんは、製作中だったシングルドライバーのGWノーススター(1A1テンダー)を完成させて持参しました。赤とライトグリーンが映える印象的な機関車です。片押し首振りエンジン2基をシリンダー内側に装着しています。今回はテストのためまずまずの走行でした。次回に期待が持てます。

2. 次回運転会の開催

 次回運転会を平成27年8月23日(日)に開催します。

以上(文責 豊田)

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