Vol.No.67   横浜ライブスチームクラブ 会報

ポート トレイン  

平成27年 10月号

1. 月例運転会
 平成27年9月27日(日)開催、天候 曇り、最高気温(横浜)24.2度
(1) 参加者と持参車両(会員番号順)

 和田 RENO 4-4-0の炭水車(展示)
 村内(ご子息帯同) グラスホッパー、コーチ型客車(走行せず)
 神田 フランスタイプ Cテンダー、自作・メルクリン製客貨車6台
 新倉 D51、ルビー、ガソリンカー
 我妻 UPワゴン型ボギー貨車(展示)
 豊田 米国型1Cテンダー、GER Cタンク、蒸気動車自作客貨車4台
 遠藤 BR52、ルビー、運材ボギー貨車
 本山 9600、トラ
 梶ヶ谷 C56(自動給水装着)
 平井 B20
 ネルケ P8(運転せず)
 小寺氏(非会員) 8550
 清水、我妻、東野、加藤 YLSCメンバー 合計14名(木元氏を除く)
 アスター社関係 木元
 見学者 1名

(2)運転状況(会員番号順)

 今にも雨が降り出しそうな曇り空でしたが、結局、雨が降ることなく、終日SL運転を楽しむことが出来ました。

 和田先輩は、目下改造中のRENO4-4-0のテンダー部分を持参しました。アルコールタンクをガスタンクに改造して、アルコール炊きからガス炊きに変更していました。ガスの吹出し部分に特別の工夫がしてありました。今から完成後の姿が楽しみです。

 村内大先輩は、息子さんと帯同してお元気な様子で参加されました。いつも見学で済ませていましたが、今回は珍しくグラスホッパーとコーチ型客車を持参しました。運転はしませんでしたが、SLオーナーの一端を垣間見せてくれました。

 神田氏は、仏型Cテンダーを走らせました。これは、8550を改造したものですが、全く原型をとどめていませんでした。欧州型客貨車6台を牽引して快調に走行していました。

 新倉氏はD51、ルビーを運転しました。ルビーは重たいナハネ1台を牽引して軽やかにA線を走っていました。D51もスハ型客車4台をつなげて快調に内側D線を飛ばしていました。また、ツートーンカラーの2軸ガソリンカーを持参しました。展示のみでしたが、こじんまりとまとまった好印象の車両でした。

 米国型貨車を大量に製作している我妻さんは、今回、自作のUPワゴン型ボギー貨車を持参しました。写真から見て作図したとのことですが、写真通りの姿に仕上がっていました。我妻さんらしく丁寧に作りこまれており、素晴らしい作品でした。

 豊田氏は米国型1Cテンダー、GER Cタンク、蒸気動車を持参しました。いずれも快調にレイアウトを走り回っていました。米国型1Cテンダーは、8550をベースにしたアスター製です。水管式ボイラーで熱効率が良い反面、スピードコントロールが難しく、ブロアーで蒸気を逃がしながら走行していました。

 遠藤氏はBR52とルビーを運転しました。BR52は今回も好調に内側D線を走り回っていました。ルビーも新倉さん同様に運材貨車を牽引して好調でした。前回、脱輪が多発した運材貨車はカプラーの取付け状況を修正したところ、脱輪は全く解消されました。

 本山氏は前回と同様に9600を走らせました。この機関車は同氏の第1号SLですが、ずっと好調を維持しています。今回もトラを連結して30分以上走行していました。

 梶ヶ谷さんのC56は軸同ポンプを装着しています。このため、長時間走行が可能となりました。スハ型客車を連結して飽きるくらいの時間を快調に走行していました。

 体調を壊していた平井さんは、手慣れたB20で戻ってきました。いつものようにスハ型客車をつなげてD線を飛ぶように走らせていました。

 ネルケさんはP8を持参しましたが、走らせることなく、終日、修理に徹していました。

 今回、神田さんの友人の小寺さんが特別参加して8550を運転しました。神田さんの車両を多数連結して暴走気味に走行していました。

2. アスター社の予定
 スイス型CタンクTigerについては、6種のバリエーションを用意して予定通り年末ごろに発売するとのことです。今のところ内外からの予約が多数あるので、かなりの台数の販売が見込めるとのことでした。

3. 次回運転会の開催
 次回運転会を平成27年10月25日(日)に開催します。

4. 退会者
 この度、市が尾以来のメンバーである川瀬さんが一身上の理由で退会されました。

以上(文責 豊田)

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