Vol.No.68   横浜ライブスチームクラブ 会報

ポート トレイン  

平成27年 11月号

1. 月例運転会
平成27年10月25日(日)開催、天候晴れ、最高気温(横浜)20.5度
(1) 参加者と持参車両(会員番号順)

 和田 「フランクS」Cテンダー、オープン型小型客貨車5輌
 神田 リビルドマーチャントネービー
 新倉 ルビー、パニアタンク、C56 自作客車2輌
 豊田 自由形パシフィックテンダー、自作1B1タンク、自作Cタンク
 大浜 ラウンドハウスBタンク、トラ型貨車
 遠藤 8550、ルビー、ユーティリティカー (古典客車タイプ)
 本山 D51(なめくじ)、Boldwin B1タンク、ワム
 梶ヶ谷 パニアタンク
 内藤 ワダワークスサドルタンク、B20 自作ワキ2台、トラ2台、トキ
 欠端 8850、阿里山シェイ2台(新、旧)
 杉本 自作シングルドライバー「ノーススター」
 ネルケ メリーランドタイプシェイ(運転せず)
 清水、我妻、東野
 以上YLSCメンバー 合計15名(木元氏を除く)
 アスター社関係 木元、小笹
 見学者 3名

(2)運転状況(会員番号順)

 秋らしい快晴に恵まれた運転会になりました。会員各位は終日、SL運転を大いに楽しみました。なお、都合により午後2時で取材を締め切りましたので、それ以降に運転された方の記事については割愛させていただきました。

 和田先輩は、カラフルな小型Cテンダー「フランクS」と可愛らしいオープン型客貨車5台を持参しました。スタートに時間がかかりましたが、動き出すと愛嬌を振りまきながら軽やかに走行していました。見るだけで楽しくなる列車編成でした。

 神田氏は、修理をしていたリビルドマーチャントネービーのテスト走行を行いましたが、レギュレータ回転軸に異常があり、蒸気圧が十分に上昇するも、蒸気がシリンダーに流れず運転不能でした。しかし、本人の執念に近い努力により異常の修復作業は成功し、テスト走行は無事に終了しました。アルミ丸棒3本を積載した15キロ程度の重量があるトキを牽引して滑るようにエンドレスを周回していました。

 新倉氏はルビー、パニアタンク、C56を運転しました。ルビーとパニアタンクはいつものように好調でした。今回持参したC56はスペシャル版で軸動ポンプを動輪に装着しています。ブルーに白帯塗装の自作客車2輌を牽引して快調に内側D線を走行していました。

 豊田氏は、パシフィックテンダー、自作1B1タンク、自作Cタンクを走らせました。パシフィックテンダーはバックゲージが41ミリと広いため、脱輪が多発して運転不能でした。1B1タンクとCタンクはスハ型客車2輌を牽引して快調に走行していました。1B1タンクは自作のボイラー・ワルシャート式バルブギアを装着した苦心作です。

 大浜氏のラウンドハウスBタンクは相変わらず調子よく走行していました。エンドビームの赤とボディのグリーン塗色が陽に映え、小型機の魅力を十分に発揮していました。

 遠藤氏は8550とルビーを運転しました。ルビーの調子は今回”いまいち”でしたが、8550は相変わらず好調でした。スハ型客車2輌と古典客車をつなげて暴走することなく適正スピードで走行していました。

 本山氏のボールドウィンB1タンクとD51(なめくじ)はいずれも好調でした。ボールドウィンはワムをつなげて長時間走行していました。また、D51の線路への乗せ降ろしには本山式リレーラーが大活躍していました。

 梶ヶ谷氏は赤色塗装のパニアタンクを走らせました。単機走行でしたが、軽快に内側C線を走り回っていました。

 内藤氏はワダワークス製のサドルタンクテンダーとB20を持参しました。サドルタンクは本日初走行です。自作のワキ2台、トラ2台、トキ1台を連結して貨物列車の雰囲気を漂わせながら、重厚に外側A線を走行していました。またRC仕様のB20は、いつものように快調に自由自在にレイアウトを走っていました。

 欠端氏は、定番の8850、阿里山シェイ新旧2台を持参し、走行させました。

 杉本氏は、前回不調だったシングルドライバー「ノーススター」に再度挑戦しました。これが大成功でした。アルコールに点火して蒸気圧十分に上がったところで軽く押すと、ノーススターはトキ型貨車1台を牽引してするするっと動き始めました。そして、通常速度でレイアウトの周回を続けました。本人は大満足でした。

2. レイアウト基板塗装
 10月16日、17日に予定されていたレイアウト基板塗装は当日天候不順のため次記日程に延期されました。内藤さんが中心になって作業を進めていますが、会員各位の積極的な参加が予定されています。

10月30日(金) 基板洗浄 AM10:00〜12:00
10月31日(土) 塗装作業 AM10:00〜PM3:00

3. アスター社の予定
 新製品のスイス型CタンクTigerは、5種のカラーバリエーションを用意して年明けごろに発売されるとのことです。部品構成を見直したため発売時期に若干の遅延が生じています。価格については、購入予算合わせて安価なスタンダード仕様から通常仕様までバリエーションに応じて各種設定されるとのことです。

4. 次回運転会の開催
 次回運転会を平成27年11月22日(日)に開催します。

以上(文責 豊田)

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