Vol.No.71   横浜ライブスチームクラブ 会報

ポート トレイン  

平成28年 2月号

1. 月例運転会
平成28年1月24日(日)開催、天候晴れ、最高気温(横浜)8.1度
(1) 参加者と持参車両(会員番号順)

 和田 フランクS Cテンダー(走行せず)
 神田 自作2B1タンク、Bタンク(改造)、自作英国型客車5台
 清水 Bテンダー
 新倉 パニアタンク
 豊田 2B1タンク、2Bテンダー、1Bタンクメルクリン客車2、トラ2
 中谷 Boldwin B1タンク(旧)
 梶ヶ谷 B20
 平井 Boldwin B1タンク
 内藤 ライトミカド、ユーティリティカー、自作ワキ2台、トキ1台
 杉本 自作NZ国鉄KB型2-4-2テンダー
 欠端 阿里山シェイ(新)
 我妻、三橋、本山、東野、荒川、新田、加藤、ネルケ
 以上YLSCメンバー 合計19名(木元氏を除く)
 アスター社関係 木元、小笹
 見学者 伊藤氏(名古屋在住)ほか2名

(2)運転状況(会員番号順)

 大雪予想が外れ、快晴となったものの厳しい寒気のなかでの運転会でした。今年も昨年と同様に協力メンバーを含めて21名の方が出席され、大盛会でした。加えて、市が尾時代の旧YLSC運転会に出席されたことのある伊藤氏が、わざわざ名古屋からご参加いただきました。午前11時半から、ショウルームに会場を移して新年会が開催され、ライブ運転談義に花が咲き、こちらも盛り上がりました。

 和田先輩は徹底的に改良工作をしたフランクS Cテンダーを持参しましたが、ガス炊きのため寒冷を考慮して運転しませんでした。次回の運転に期待しましょう。

 神田さんは、自作の2B1タンクと英国タイプBタンクを運転しました。渡部精一氏設計の2B1タンクは40年以上前の作品ですがバックゲージが41ミリと広いため、脱輪が多発し早々に運転をあきらめました。BタンクはアスターB20の下回りとボイラー部分を活用してキャブ、サイドタンクを新生して改造した作品です。見事に英国タイプに変身しています。自作の英国型客車5台を連結して快調に外側A線を走行していました。

 いつもはビデオ撮影をしている清水さんは、今回、本当に久しぶりにSLを運転しました。杉本さんから譲り受けたBテンダーです。オシレーティングエンジンを搭載し、ギヤダウンしています。キャブ窓の湾曲部分を大きく切り取り、ユニークなスタイルをしています。外側A線を軽やかに走行していました。

 新倉さんはパニアタンクを走らせました。いつものように高速で飛ぶように走行していました。いつもは3台ですが、今回は新年会ということでパニアのみの運転でした。

 豊田氏の持参した自作の2B1タンク、2Bテンダー、1Bタンクはいずれも好調でした。しかし、寒さの影響で2Bテンダー、1Bタンクはややパワーダウンしていました。また、2B1タンクは渡部精一氏設計による神田さんのそれと同じ作品です。40年以上前の作品ですがパワー十分の走りを見せていました。

 中谷さんは木曽森林Boldwin B1タンク(旧)を持参しました。後期タイプかさ上げコールバンカー型に改造していました。アスター製の重たい木曽森林B型ボギー客車を連結して、森林鉄道の雰囲気を十分に出しながら、ゆっくりと走行していました。

 平井さんは久しぶりにBoldwin B1タンク(新)を走らせました。手慣れた運転操作で快調に外側A線を飛ばしていました。同氏が当初はこのSLの運転にてこずっていたことを思い出すと隔世の感がします。

 内藤氏さんのライトミカドは重厚な走行振りを見せていました。自作の貨車群(ワキ2台、トキ、緩急車(ユーティリティカー))を連結して威風堂々と走っていました。

 杉本さんは、完全スクラッチビルドのニュージーランド国鉄2-4-2テンダーを持参しました。スタートに手間取りましたが、ブロワーを交換するとたちまち圧力が4キロ以上に上昇して、勢いよく走行を開始しました。4軸動輪にもかかわらず比較的小型で、好ましいスタイルをしています。久しぶりの走行ということで本人は大満足でした。

 欠端さんは定番の阿里山シェイ(新)を走らせましたが、どこかに不具合があるらしく、異音を鳴らしながらスロー走行していました。どうやら修理が必要なようでした。

 加藤さんは写真撮影と取材に活躍されていました。

2.新年会の開催
恒例の新年会を午前11時半ごろからショウルームで開催しました。厳寒のため急遽、早めに室内での開催となりました。室内のため着席が可能となりましたので、落ち着いて、会話、ライブ談義、飲食が可能となり、新年会は大いに盛り上がりました。酒類、おつまみ、すし、サンドウィッチ等はすべて完食となりました。

3.次回運転会の開催
 次回運転会を平成27年2月28日(日)に開催します。

以上(文責 豊田)

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