Vol.No.77   横浜ライブスチームクラブ 会報

ポート トレイン  

平成28年 8月号

1. 月例運転会
平成28年7月24日(日)開催、天候晴れ、最高気温(横浜)27.3度
(1) 参加者と持参車両(会員番号順)

 梅雨の晴間のなかでの運転会でした。暦の上では大暑直後でしたが、気温は比較的に低く、運転会には恵まれた天候でした。今回は見学に徹した方が多く、実際に運転された方は下記の7名にとどまりました。

 神田  オーストリア・ハンガリータイプ2B1テンダー、自作小型客貨車6台
 新倉  C56、B20
 豊田  自作Cテンダー、自作2B1タンク、自作B6タイプタンク
      トラ2台、自作客車
 梶ヶ谷 2B1タンク(製作途上)
 新田  仏タイプCタンク
      トム5台、自作トキ3台
 内藤  ワダワークス キャメルバックテンダー
      自作ワキ2台、トキ1台、トフ1台
 大塚  グラスホッパー、牽引用ワゴン客車2台
      9600、パニアタンク
 和田、村内(ご子息帯同)、清水、我妻、三橋、遠藤、本山、荒川、欠端、杉本、
 加藤、ネルケ
 以上YLSCメンバー 合計19名(木元氏を除く)
 アスター社関係 木元、小笹、顧客(ドイツ人)

(2) 運転状況 (会員番号順)

 神田さんはオーストリアハンガリー帝国タイプ(欧州型)アトランティックテンダーを持参しました。動輪に沿ってランボードが同心円状に湾曲しており独特のスタイルをしています。タネ車はスクールですが見事に変身しています。同氏自作の欧州型小型客貨車を7輌牽引して貫禄十分に走行していました。

 新倉さんは定番のC56(スペシャル版)とB20を運転しました。C56は自動給水装置を装着しているので長時間快調に走っていました。B20もお馴染みの機関車で同氏の手慣れた操作で爆走していました。

 豊田氏は、5月の運転会で製作途上だったスクラッチビルドのCテンダーを完成させて運転しました。このSLは、和田先輩提供の動輪と鈴木馨氏から譲渡されたシリンダーを活用したものです。前回運転後に手直しを加えたことにより、今回は好調な走りを見せました。完成後の初走行は大成功でした。また、B6タイプのタンクと2B1タンクも快調でした。


 梶ヶ谷さんは前回に引き続き科学教材社の2B1タンクを走らせました。今回は前回になかったキャブが搭載され、全体がグリーンに塗装されていました。キャブは1ミリ厚真鍮板を使用して歪みなくがっちりと作られていました。豊田氏の同じタイプの2B1タンクと競い合うように、快調に並走していました。完成後の雄姿が楽しみです。

 新田さんの仏型Cタンクは相変わらず絶好調でした。あぶり釜で首振りエンジンにもかかわらず、トム型貨車5台と自作のトキ型貨車3台を連結して、ギヤ音をきしませながらレイアウトA線を悠然と走っていました。まさに圧巻の走行ぶりでした。

 内藤さんはワダワークス製キャメルバックテンダーの走行準備をしていました。しかし、アルコールタンクからアルコール漏れが生じたため、急遽運転を取りやめました。まことに残念でした。

 大塚さんはグラスホッパーにワゴン客車を連結して運転しました。ブロワーを使用したスタート時は勢いよく走るのですが、ブロワーを外すとたちまちスピードダウンしてしまいます。煙突に手をかざすとドラフトの勢いがほとんどありませんので、ノズルの詰まりが原因と思われます。あるいはバーナーの異常による火力不足も考えられます。一方、9600はいつものように好調でした。

 村内大先輩が3月の運転会以来久しぶりにご子息と一緒にお見えになり、楽しそうに見学されていました。お元気そうな様子でご同慶の至りでした。



2. トキ型無蓋貨車の購入

 このほどワダワークスよりトキ型無蓋貨車を5輌購入しました。運転会での牽引車両としてご活用ください。

3. 臨時総会の開催

  緊急の案件が生じたため、臨時総会を下記の日程で開催します。
日時  平成28年8月28日(日) 午前10時より
     当日の運転会は無いとご理解ください。
場所  アスター社会議室(元ショールーム)
議題  横浜ライブスチームクラブの在り方)
近いうちに事務局より案内状を発送します。詳細については案内状を御覧ください

以上(文責 豊田)

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